ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

一人も見捨てない席替え


あいつもこいつもあの席をただ一つねらっているんだよ!
こ〜のクラスで1番の美人の隣を〜!


ケンシです!
今日は


一人も見捨てない席替え


について書きたいと思います。


どうやったら席替えって一人も見捨てないできるんだろう


そもそも席替えってなんのためにやるんだろう


そんなことを4月に考えていました。


美人の隣になるため?
ではなく、


より多くの人とコミュニケーションをとる、折り合いをつけるために席替えをするのかなぁと思います。


そう考えた時に今までの席替えのやり方ってどうなんでしょう。
(時期が来たら無条件で席替え。)


コミュニケーションを取りたくても取れなかった人にとって席替えはどんな意味をもつでしょう。
また十分に折り合いをつけずに
(最低限の会話すらしないで)
席替えを迎える人にとって席替えはどんな意味をもつでしょう。


クラス全員がどんな席でも
折り合いをつけるためにどんな仕組みが考えられるでしょうか。


ケンシがたどり着いたのは、








45日以上の経過かつ
全員が席の近くの人3人に他己紹介カード(〜〜〜というところがすてきです。〜〜〜してくれてありがとう)を書く
→席替えを行う





という仕組みでした。
45日以上としたのは、授業が潰れても1回分の単元は一緒に過ごせるかなぁと考えたこと。単純に昨年度の各学級の席替えのペースの平均値をとったこと。


全員が席の近くの人3人に他己紹介カードを書く
としたのは、折り合いをつけるために最低限の会話はして欲しいなぁと願うからです。


『学び合い』は一人で学んでもいいし、無理に話さなくてもいいですが、多くの『学び合い』の課題で

3人にサインをもらおう

とコミュニケーションを求めている課題もあります。これはやはり多様な人と折り合いをつける場であるという学校観があらわれてるのかなぁと解釈しています。
なので席替えでもこの学校観をあらわすとこうなるのではないかと考えました。


そもそも


クラス全員が納得する席替えの方法を考え仲間に説明し納得してもらったらサインをもらおう


という課題を出して考えてもらうのが1番かもしれません。


しかし、ケンシの担当する学年はLHRの時間がなかなか取れない忙しい学年なのでたたき台は必要です。


席替えルール


をこっそり教室の隅に4月から貼っていました。


そして遂に生徒から


席替えしたいです


との声。


あそこにルール貼ってあるよ!


と生徒に伝えました。







生徒の反応はいかに!?

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