ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

イヤイヤ期の対応 3タイプまとめ

 

アンコの入った〜!湯船〜!
イヤイヤよ〜!
ケンシです!


今日は


イヤイヤ期の対応 3タイプまとめ


について書きたいと思います。


ウチの子は今、1歳5ヶ月なんです。
そろそろイヤイヤ期が来そうな時期。
これからイヤイヤ期を迎えるママパパはどう対応したらいいんでしょう?


3つのタイプ別に対応をまとめてみます。


まずタイプの整理です。


タイプの整理


脳科学的に正しい一流の子育てQ&A』 西剛志 たけゆき ダイヤモンド社 2019


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によると


親の対応のタイプは

 


1 民主型(厳しさと優しさのバランス型)
2 独裁(厳格)型(過剰に厳しいだけ)
3 迎合型(優しいだけ)
4 放任型(ルールもなく子供に関心がない)
161

 

に別れるそうです。


4はあまりにも寂しいので、1~3の具体的な対応方法をまとめていきます。


やわらか対応 迎合型


やわらか対応、迎合型の対応についてです。


『個性と心をはぐくむ2才児イヤイヤ期の育て方』 佐藤眞子 主婦の友社 2004


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反抗
(反対のことを言うといいらしい)
いやと言えるのは、自分の考えを主張できてきた証拠 34


として包み込むような対応をします。


公園で遊んでいて
そろそろおうちに帰る時間。


おうち帰るの嫌


と言われたら


そのままずーーーっと


公園で遊ぶ


という対応です。

 


厳しめ対応 独裁(厳格)型


続いて、
厳しめ対応 独裁(厳格)型


についてです。


『イヤイヤ期のための久保田メソッド 天才脳を伸ばす2歳教育』 久保田競 大和書房 2010
https://amzn.to/3GqyFTD


によると

 

 

イヤイヤ期
→子どもがイヤッと言える環境を、親が作ってしまったせい
 →子どもをよく観察していない
 →キチッと叱っていない
 →前頭前野がうまく働いていない
74

 


ということなんです。
とにかくイヤイヤ言えない環境整備をしてキチッと叱るという対応です。


『子どもの困った!行動がみるみる直るゴールデンルール』 河野俊一 新潮社 2013
https://amzn.to/3Gu9L5i


によると

 


基本は一つだけ
それは違います しません
20


ハイ という返事を教える 22


問いかけない 
〜してほしいなあ 〜してくれるとうれしいんだけど なども一緒
23


大事なことは親が決める 24

 


とのことです。
徹底的に、親の言う通りにさせるタイプですね。


伴走対応 民主型


最後に


やわらか対応 迎合型
厳しめ対応 独裁(厳格)型


のバランスをとる


伴走対応 民主型についてです。


『知る、見守る、ときどき助ける モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方』 神成美輝 百枝義雄 日本実業出版社 2015
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によると

 


時間がないからお手伝いしていい? 53


10数えたら貸してあげようね 65

 


と、子ども本人の意志を尊重しつつ大人の手助けを取り入れたり、ルールを教えたりします。


『教養・文化シリーズ NHKスペシャル ママたちが非常事態!? 夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』 NHK出版 2016
アメリカのニューヨーク大学の教授 クランシー・ブラア


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によると

 


無理やり我慢させても、子どもの脳の抑制機能は決して発達しない」 64
「ダメ!」と叱られると、子どもの脳内では、まず恐怖や不安をつかさどる「扁桃体」が働きます。子どもは「怖いから、我慢しよう」と考え、その結果、一時的に欲求は抑制されますが、このとき前頭前野はうまく機能していません。前頭前野を働かせ、その発達を促すには、「子どもが自分から我慢するように促すことが大事だ

→時計の針が9まできたら終わりだよ
→小さな子どもにも分かりやすいルールをつくり、なぜ我慢するのかを納得させることが効果的
65

 


と述べます。
こちらもある程度
子どもの自由にしてもらいつつ
ルールを教えたり、ルールの意義を教えます。

 


『イヤイヤ期専門保育士が答える 子どものイヤイヤ こんなときどうする?100のヒント』 中田馨 クリハラタカシ 実務教育出版 2021


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によると

 


共感
待つ
3

命令されると子どもは動きにくい
提案
25

おかわりは2回まで など、おかわりルールを決めてもいい 55

 

等が提案されています。
共感して待つ。
そして、提案する。


いやいや、提案もイヤイヤされちゃうんですよ


という声に対しては力強いアドバイス

 


子どもに負けない 63

 


とのことです。


『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55 IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法』 トレーシーカチロー 鹿田昌美 ダイヤモンド社 2016
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によると


民主型 224
 →〇〇ちゃん、順番を待とうね
 →あと一回すべり台をすべったら、コートを着なさい それでも遊んでいたら、抱っこして立ち去る

 


というこちらも
ある程度
子どもの自由にしてもらいつつ
ルールの度を超えたら大人の決定を採用する


という対応です。


いかがでしたでしょうか?

 

  • やわらか対応 迎合型
  • 厳しめ対応 独裁(厳格)型
  • 伴走対応 民主型


の3タイプ
7人の論者の対応方法をまとめてみました。


私としては最もバランスのとれた
民主型をやるか


それぞれをバランスよく使うか


がいいのかなと思いました。


イヤイヤ期の備えに少しでもなれば幸いです!

 

 

 

 

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