ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

性教育で現代史を読み解く科学的探求学習・問いの構造図

 

ザブングル
ケンシです!


今日は


性教育で現代史を読み解く科学的探求学習・問いの構造図


について書きたいと思います。


ふと、


なんで最近、性教育の議論が盛んになっているのか


と疑問に思いました。


せっかくなので自然に自分が探求して


それから授業でやるならこんな感じかなとまとめてみました。


EQ=本質的な問い
MQ=中心発問
SQ=小さな問い


です。


EQ熟議ができる社会に必要な要素は?
MQなぜ日本で、今、性教育の議論が盛んなんだろう?
SQ1 いつ頃から日本で性教育の議論が盛んになったんだろう?
SA1 1992年 性教育元年
SQ2 なぜ 1992年が性教育元年なのだろう?
SA2 バブル期での性の乱れ、学習指導要領の改定
SQ3 なぜ性教育の議論は沈静化してしまったのか?
SA3 2003年都議のバッシング
SQ4 なぜ沈静化した性教育の議論が再び活性化しだしたのか?
SA4 2018年に同じ都議からのバッシング。それに対して性教育をしっかり行うべきだ、という反発する論が多く出てきたから。
SQ5 なぜ2003年には反発する論が出なかったのに、2018年になるとでてきたのか?
SA5 グローバル化が進み、海外教育への関心がさらに高まったから。SNSが普及し意見の拡散が容易になったから。
MAバブル期の性の乱れに対応して生まれた性教育。バッシングを2度受けるも、グローバル化SNSの普及でバッシングを乗り越える論が共有されたから。
EA熟議の話題になるきっかけが必要、比較対象、比較する思考(世界との比較など、地理的思考)や拡散力を持ったメディアの活用


使う資料は、ネットでも手に入るこのあたりでしょうか。


https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55432?page=3


現代メディアさんは授業で使いませんという人もいるかもしれません。
また個人的にはSQ5をもっと掘り下げなきゃいけないのにそれができてなくてくやしいな〜


と感じています。
おすすめの本や論文があればぜひ教えて下さい!

その他の教育ブログはこちら→ にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村