ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

赤ちゃんってどうやってできるの?に答えられますか?

 

キッド!
ケンシです!


今日は


赤ちゃんってどうやってできるの?に答えられますか?


について書きたいと思います。


この問い、答えづらいかもしれませんね。


コウノドリがうふふふ
とか
お父さんとお母さんが仲良くするとできる


とかそういった説明でなんとかしようとしてきた人もいるかもしれません。
でもそれで子どもが納得しなかったら???

 

  • いつになったら本当のことを説明していいの?
  • どう説明したらいいの?


今日はそんな疑問を持つ方に向けて書きたいと思います。


それでは参ります。


説明のタイミング


学校もママ友も教えてくれない明るく楽しい性教育「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる! のじまなみ ふじいまさこ日本図書センター 2020


によると、

 

 

 

性教育は3歳から 60

 

 

と述べられています。
その理由としては、理解力があげられます。そして、なるべく6歳までにすべきだというのです。その根拠は、

 

 


性の話をした時の、子どもの年齢別の反応
3〜6歳 感動期
7〜9歳 無反応期
10歳〜 キモ・ウザ期
思春期 ノーサンキュー期
63

 

 

のように、6歳までに説明すると、自分の誕生、命の誕生に感動する割合が高いからだそうです。
(個人差はあります。ケンシの認識だと10~11歳ごろの5年生に出産の動画を見せて多くの小学生が感動したという事例を複数聴くので検討が必要かとは思いますが、、、)


説明の方法


赤ちゃんってどうやってできるの?


と聴かれたら、まずは。

 

 


いい質問だね!
なんで知りたいと思ったの? 57

 

 


と疑問に思った背景を聴きましょう。友達とそういう話題になったのか、メディアで見たのか。今後のコミュニーケーションのためにもぜひ聴いておきたい質問です。
また、子どもに「何を質問してもいいんだ」という安心感を与えることにもつながります。


そして、はっきりと

 

 


赤ちゃんはね、男の人のおちんちんが、女の人の膣に入ってできるんだよ 68

 

 

と伝えるべきだと本書は主張します。
こうした認識を早めに形成しないと、興味本位でセックスに走ったり、事の重大さを軽く考えたりする可能性が高まってしまいます。
例えば、日本性教育協会などの調査によると

 

 

 

幼少期に適正な教育を受けた場合には初体験の年齢が上がる 40
性教育には望まない妊娠を防ぐ効果がある 40

 

 

 

というエビデンスがでています。
恥ずかしがらずにはっきり伝えましょう。それが恥ずかしい場合の手法として

 

 

 

ペニス膣セックス
30回唱えて!
78

昆虫や動物の話の中に性教育を入れ込んでいく 81

 

 


などの方法もあるそうです。


また、

 

 


4年生の誕生日に、いつものプレゼントに添える形でサニタリーショーツとブラジャーをセットで用意 87

自分で自分のパンツを洗う 89

 

 

ということも有効だそうです。


でも、そんなリアルに教えたら、幼稚園、保育園、学校などでべらべらしゃべって他の子に迷惑がかかるのでは?


と疑問に思う人もいるかもしれません。そういう人には、


水着ゾーン
→口、胸、おしり、性器


水着で隠れる部分や性的に大切なところは、相手の許可なしに話したり触ったりするのはダメだ
一人ひとりそれぞれの大切な場所だから


と強く線引を教えると有効とのことです。


赤ちゃんってどうやってできるの?


という質問は、

 

 

80%の子どもたちが5歳までに親にたずねます 51

 

 

と言われています。
性被害を避けるためにもきっちり


赤ちゃんってどうやってできるの?


について回答できるようにしておきたいですね。

その他の教育ブログはこちら→ にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村