三高!
ケンシです!
今日は
社会科において浅い理解をどう測るか
について書きたいと思います。
前回まで
メタ分析を統合した結果を示した 8
数百万人の学習者が対象者として含まれる5万本以上の研究を統合した 8
教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 ジョンハッティ 山森光陽 監訳 図書文化社 2018
について書きたいと思います。
そこでは、
浅い理解
(織田信長は( )で鉄砲を使った 的な)
を深めるアプローチについて中心的に書かれていました。
浅い理解、どう測ればいいでしょうか。
ケンシは、
浅い理解が必要なパフォーマンス課題が必要だと考えます。
歴史が好きな先輩(または上司A)は新しいICTを使おうとしない。
歴史の事例を複数用いて、テクノロジーの意義を先輩に語るための原稿を作成せよ
などです。
(思いつきなのでこの課題も微妙ですが。穴埋めよりマシだと思います。)
こうしたパフォーマンス課題ができない、浅い理解単体で測らなければいけない場合、どうしたらいいでしょう。
参考になるのが、某大学の入試で課された
「講義理解力試験」
です。
講義を高校生が受けて、その後、講義内容について質問をする
という内容です。
これならば、多少は
社会科は暗記しなければいけない
という既成概念を払拭しつつ、浅い理解だけ測れるなと感じました。
本当は浅い理解を活用するようなパフォーマンス課題が必要だと思います。
しかし、高校は
観点別評価
の導入でてんやわんや。
学校によっては
知識技能
だけで測定しろ
なんて学校も?
少しでも参考になれば幸いです。