ノーバブル!
ケンシです!
今日は
教師の研修にコーチングがあまり効果的じゃないなんて!
について書きたいと思います。
よく、
教師が教えるのは終わりだ
教師はコーチじゃなきゃ
と聞きます。
そこでコーチングの議論が盛んです。
ですが、びっくりするエビデンスがでているようです。
メタ分析を統合した結果を示した 8
数百万人の学習者が対象者として含まれる5万本以上の研究を統合した 8
教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 ジョンハッティ 山森光陽 監訳 図書文化社 2018
によると、
効果の基準値としてのd=0.40 16
介入群の方が偏差値が4高いことと同義16
現職教育は教師の学習を変える傾向にある(d= 0.9)、しかし、それが実際の行動の変化(d= 0.68)、現職教育に対する態度(d= 0.42)に与える効果は低くなり、学習者の学習に対する影響はさらに小さくなる(d= 0.37)、教師の知識や行動に対して効果が高いことが示されているのは、実際の教室での授業観察、マイクロティーチング、動画や音声による振り返り、実践演習の4つの方法である。一方効果の低いことが示されたのは、討議、講義、ゲームやシミュレーション、ガイド付き実地見学であった。コーチング、モデリング、学習・指導教材の作成も同様に効果が低かった141
とのことです。
観察、マイクロティーチング(ミニレッスン?コーチというよりは「ここ、こうするといいよ」的な、直接のアドバイス)、振り返り
がいいみたいですね。
ここは自分の肌感覚、世間の流れ? と合わない部分なので興味深かったです。
みなさんはどうですか?