ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

制服の科学的根拠、制服はいらない!?

 

 

社会科の導入に!?

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

制服の科学的根拠、制服はいらない!? 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

新学期、ピカピカの制服を着る生徒もいるでしょう。

 

 

ルンルンの子もいれば、

 

 

なんでこんなもの着なきゃいけないの?

 

 

と思う子もいるかもしれません。

 

 

なんで制服なんて着るんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

メタ分析を統合した結果を示した 8

数百万人の学習者が対象者として含まれる5万本以上の研究を統合した 8

 

 

 

 

 

 

 

教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 ジョンハッティ 山森光陽 監訳 図書文化社 2018

 

 

 

 

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によると、

 

 

 

 

 

制服の導入が学力に与える効果は小学校では見られなかったものの高校では負の効果が見られた135

 

制服の導入は学校やクラスメートに対する前向きな態度、出席日数、自尊感情、ローカスオブコントロール(統制の所在)、対処能力、薬物濫用、問題行動に対する効果も見られなかった135

学校の平均学力や児童生徒の学力を左右しうる要因(たとえば、学級風土や学校に対する前向きな態度など)にすら影響を与えない136

 

 

 

 

 

だそうです。

 

 

おまけに地理的歴史的に考えると、

 

 

イギリス海軍のセーラー服が日本の学校制服の元になっています。

 

 

また、イギリスは、西岸海洋性気候で、日本より湿度が低く、首にピッチリ襟がつく服でも多少平気です。

 

 

それに対して、日本は温暖湿潤気候。ジメジメでピッチリ襟がつく服はしんどいです。

 

 

じゃあなんで制服なんてあるのよ。

 

 

それは、

 

 

 

 

 

テスト

 

 

 

 

 

として機能するからかもしれません。

 

 

理不尽なシステムに順応するのか。

 

 

システムを作り変えるために提案・行動していくのか。

 

 

 

 

 

どんな人間になるのか。そのテストになるのかもしれません。

 

 

もしシステムを作り変えたいのなら、

 

 

 

 

 

 

なぜ制服なんてあるのか

意味がないのなら、なぜあるのか

どうしたら変えられるのか

変えられた事例はあるのか

なぜ変えられたのか、なぜ変えられなかったのか

変えるためにどう行動するか

 

 

 

 

 

これらを考え、主権者になるのが社会科だよ。

 

 

さあ、レッツ社会科!

 

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