ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

「良い成績をとってほしい」と期待すべきか。エビデンスから考える

 

 

迷ったらGO!ただし、買い物はストップ!

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

「良い成績をとってほしい」と期待すべきか。エビデンスから考える

 

 

について書きたいと思います。

 

 

みなさんは期待されるのは嬉しいですか?

 

 

期待されると力が出る

 

 

期待されるとプレッシャーになる

 

 

賛否両論だと思います。

 

 

 

 

 

メタ分析を統合した結果を示した 8

数百万人の学習者が対象者として含まれる5万本以上の研究を統合した 8

 

 

 

 

 

 

 

教育の効果 メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 ジョンハッティ 山森光陽 監訳 図書文化社 2018


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によると、

 

 

 

 

 

 

すべての学習者の能力は伸ばし得るものであり、学力は変えられるものであると言う能力観と学習者の能力の伸びを見取り、その結果を明確に学習者に戻すのが教師の役割であると言う考え方に基づく指導観、学習観、評価観、学習者観を教師が持つこと 76

 

 

 

 

 

の重要性が述べられており、

 

 

 

 

 

 

保護者が自分の子供の学習の成果に関心を持ち、かける期待が高く、また良い成績を取ってほしいと言う願いが強いほど子供自身も学習の成果に対する期待が高まり結果的には子どもの学力を高める108

 

保護者が期待をかけることの効果は高く(d=0.88)109

(各要因が学力に与える効果の大きさのすべてを標準化された平均値差と呼ばれる効果量dによって表す13)

(効果の基準値としてのd=0.40 16

介入群の方が偏差値が4高いことと同義16)

 

 

 

 

 

と述べています。

 

 

状況にもよりますが、

 

 

 

 

 

 

迷ったら期待する

 

 

 

 

 

のがエビデンス的にはいいみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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