ファースト!
ケンシです!
今日は
卒業式をやる理由を歴史学から分析する〜教員・保護者のエゴ「感情の共同体」から、振り返り・感謝へ〜
について書きたいと思います。
先生、なんで卒業式なんてやるの?
と聞かれたら皆さんはなんと答えますか?
以前、学会の講演でこの方の、著書について話を聞きました。
『卒業式の歴史学』
です。
ざっくり言うと
卒業式は
感情の共同体
をつくりあげるために
存在するという節がある
のです。
誰のための
感情の共同体でしょうか。
それは
国のため
軍のため
という傾向が強いと思います。
現代で言えば、
教員のため
保護者のため
に
感情の共同体
にさせている
のではないでしょうか。
特に、
「形式にとらわれた理不尽なルールを嫌がる」
https://workstyle.ricoh.co.jp/article/generation-z.html
Z世代には
価値観の押し付け
は今後厳しくなっていくと思います。
そこで
式辞や送辞、答辞を聴いて
振り返りの機会にしてね
それでもし感謝したくなったら、
呼名でおっきな返事を色んな人に聴かせてね
というくらいのニュアンスで卒業式の意義を伝えることにしています。
しかし、その一方で、
感情の共同体、生徒を泣かせる
ことも学級経営の定義によっては大切だなと感じます。
ケンシにとって学級経営は、
きまりとつながりを保障する
ものです。
つながりを保障するためには、泣いて感情を共有し
また会いたい
と思う集団を作る必要があります。
人生初の卒業生。
最高の思い出をもらいましたが、自分にはもっとできることがあったと反省しています。
@firstlighter
さんなどの発信を見て学びたいと思います。