ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

なぜ校歌は地域の自然について歌うのか〜『社会はなぜ左と右にわかれるのか』から〜

 

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ケンシです!


今日は


なぜ校歌は地域の自然について歌うのか〜『社会はなぜ左と右にわかれるのか』から〜


について書きたいと思います。


みなさんの歌ってきた校歌はどんな校歌ですか?


思い返してみると、必ず地域の自然について歌ってきました。


これはなぜでしょう?


地域に興味を持ってもらいたい


自然に対し畏敬の念を持たせたい


などの回答があると思います。


社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学 ジョナサン・ハイト  紀伊國屋書店  2014

 


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によると、

 

 

 

 

 

 

自分より大きなもののなかに自己を埋没させ、超越する能力      346

 

 

 

 

 

 

 

であるミツバチスイッチなるものが、人間には備わっており、
(ミツバチは個より集団を重んじることが多々あることからこの名前がついているそう)


ミツバチスイッチがオンになる例として、

 

 

 

 

 

 

 

 

自然に対する畏敬の念 352

 

 

 

 

 

 


があるというのです。
校歌で地域の自然について歌うことによって、個人より大きな学校や地域に個を埋没させる、一体感を持たせ、統一をはかる効果があるのかもしれません。


社会科としては、こうした


校歌に潜む権力性を疑う


的な授業を組んでみたいところです。


が、素直に校歌の効果を持たせるなら、実際に歌詞に歌われる自然を題材にフィールドワークの課題を出す。
それがコロナの関係などで難しいのであれば、自然の良い写真を撮って生徒にシェアする必要があるのかもしれません。

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