ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

コーランはなぜ豚を食べてはいけないと定めたの? についてどう答えるか〜『社会はなぜ左と右にわかれるのか』から〜

みーかーたっ!

ケンシです!

 

 

 

今日は

 

 

 

コーランはなぜ豚を食べてはいけないと定めたの? についてどう答えるか〜『社会はなぜ左と右にわかれるのか』から〜

 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

 

これ、結構中高生は疑問に思うんですよね。

ケンシは何度も聴かれたことがあります。

 

 

 

みなさんは何と答えますか?

 

 

 

ケンシは昔、読んだ本で(書名は忘れてしまいました、、、)

 

 

 

イスラム教が生まれ、発達した中東では、保存技術が発展しておらず、牛や羊に比べ、豚は保存しづらく、食中毒のもとになったから

 

 

 

という説があると読みました。

本当にそうなのか調べてみると、あんまりヒットしないのですが、、、

 

 

 

もう気になってモスクに行って聴いてみました。

(東京にモスクがあります!)

 

 

 

すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーランに書いてある、ただそれだけ。

なぜ書いてあるかは問わなくて良いものなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という答えがかえってきました。

なるほどなぁ、そういうものか!

 

 

 

と思っていたところ、出会ったのが

 

 

 

社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学 ジョナサン・ハイト  紀伊國屋書店  2014

 

 

 

 


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です。

この本では、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


社会的な慣習に神聖さを付与することは、その本質的な恣意性を見かけの必然性で覆い隠すこと  397

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という論が紹介されています。

 

 

 

この論から考えると、

 

 

 

豚を食べてはいけない

 

 

 

という慣習が当時の中東であり、

 

 

 

実はそれが商人、特に豚肉と競合するような食品を扱う商人の利益のためだという恣意性があり、

 

 

 

それを覆い隠しているという説も成り立つのかもしれません。

様々な見方で考えていきたいです。

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