彩の国!
ケンシです!
今日は
否認事件を生徒指導でどう扱うか
について書きたいと思います。
明らかな証拠・証言が揃っているのに、当該生徒がやったことを認めないケースについてです。
以前、ケンシが聴き取りしてもダメだったけれど、主任が聴き取りしたら、生徒が話してくれたことがありました。
その際、
1 安心感
2 動機づけにもとづく
3 覇気
の3つが主任にはあったのかなと感じました。
1 安心感は
刑事みたいに取り調べようってんじゃなくて、事実を知りたいだけなのよね
という言葉かけから感じました。
2 動機づけは
今の自分を守るってことは決して未来の自分を守ることにつながらないぞ
という言葉かけから感じました。
シラを切るのは自分を守りたいからこそ。
その相手の動機づけを理解した言葉かけでした。
3 覇気
細部で生徒が、主任に対してシラを切りました。
それに対して、2秒溜めての
ちがうだろ
という優しくも「ああ、この人の前ではごまかしなど効かぬ」と思わせる5文字が飛び出し、
生徒は完全にノックアウトでした。
しかし、これでもダメだった場合、どうしたらいいのでしょう。
最終的には生徒のことを信じる
ことになると思うのですが、何分くらいなら粘っていいのでしょうか。
ケンシは以前、90分粘って、
行為そのものはやった
ことを生徒が話してくれましたが、動機に関しては、(証拠・証言があったが、)認めてもらえませんでした。
そしてその子とはしこりが残りました、、、。
誰かを信じるということは、誰かを信じないということになるのでしょうか。
難しいです。
もしかしたら認知の問題なのかもしれません。
当事者からすると、全然悪気はないのに、周りの子や世間一般からすると、
悪い
とされていること。
もしそうだった場合、認知を確認していかなければいけません。
1 安心感
2 動機づけにもとづく
3 覇気
4 認知のゆがみを確認する
5 ねばる
6 信じる
が否認事件を生徒指導で扱う際のポイントになるのでしょうか、、、
ぜひ皆さんのご意見を聞ければ幸いです。