ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

教員になる前に読んで欲しい10の本『雨の降る日は学校に行かない』  

 

ロシアは不凍港を求めた!?
ケンシです!


今日は


教員になる前に読んで欲しい10の本『雨の降る日は学校に行かない』


について書きたいと思います。

 

『雨の降る日は学校に行かない』


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は、

 

 

 

 

 

 


体育なんて先生公認のいじめだ


進路調査なんて普通に学校行ける子だけの特権。私みたい人生の負け組は行ける高校も仕事も限られる。負け組は一生負け組

 

 

 

 

 

 


など、学校に対してネガティブな感情を表出する生徒たちの生の姿が目に浮かぶ小説です。


教員になろうという多くの方は、学校が好きな方だと思います。
学校が嫌いな子も一定数いるという事実とその在り方を再確認できる一冊です。
そして個人的におすすめなのが、


どうして学校に行かなければいけないの?


という問いかけに対して、この小説に出てくる先生が言うセリフです。

 

 

 

 

 

 

 

大人たちが閉じ込めてしまっているから。ごめんね。
学校に行かなくてもいい。それも普通。

 

 

 

 

 

 


というセリフです。
こういえる教員でありたいなと思います。


と同時に、登校刺激を与えるべきか。与えるとしたら、いつどのように与えるべきか。


も問える教員でいたいです。


不登校を解決する条件 中・高生を中心に』石川遼子  青弓社  2007
の言葉を引用すると

 

 

 

 

 

 


やさしい言葉に誘われて長期にわたり公教育から除外された子らの将来はだれが責任をとるの?

 

 

 

 

 

 


という問いにも応えなければいけないからです。


あなたは、不登校とどう向き合いますか。

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