熱く〜!熱く〜!こみ上げる涙に〜!
ケンシです!
今日は
教員になる前に読んで欲しい10の本『教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか?』
について書きたいと思います。
『教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか?』 諸富祥彦 朝日新聞出版 2013
は、胸が熱くなる本です。
これを読んで胸が熱くならなくなる日がきたら、教員辞めます。
そういう意味で、『学校の「当たり前」をやめた』とも迷いましたが、こちらの方が幅広くデータなども盛り込んで書かれているのでこちらを選びました。
この本では、
教師の権威の時代的変遷や、教師のうつ病、いじめの対応、学級経営、勇気づけの心理学などについて、資料を使い幅広く述べられています。
そして、教師の資質として
ミッションとパッションこそ、教師の精神性の柱
人間関係をエンジョイできる、人間関係のプロであること
情緒安定性があること
→否定的な経験をしたときの情緒の安定性の高さ、心の揺れ幅が一定の幅に収まっていること
Responsibleな人間であること
→答えなき問いが山積みのこの世界の中で、それぞれの問いに直面し、それをどう引き受け、どう応えていくか。そのことを私たちは日々問われている
→教師が自分自身を世界からの問いの前に開き、それを自分自身にとってのっぴきならない問いとして引き受けなくてはなりません
と述べます。
そして教育とは
大人自身が世界からの問いを引き受け、それを抱えながら生き続けていくこと。そうすることによって、子ども自身の内面に、一生涯かけて取り組むに足る問いが生まれ、ミッションとパッションとレスポンシビリティが育まれていく。これが教育だ、と私は思います。
と述べています。
私の思う教育とは!
私の思う教師の資質とは!
という
根拠俺!な本に対して、いつも鼻くそほじって投げつけたくなる気持ちになるケンシですが、この本は熱くなりました。
さすが、諸富祥彦さん。
データや教師を取り巻く状況を時代的に分析するなどそうした学術的なアプローチも踏まえていたからでしょうか。
胸が熱くなりました。
ぜひ、読んで見てください。