ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

英語科・真正の学び〜インターナショナルキャンプの引率から2〜

AAAっ!(えええっ!)
ケンシです!


今日は


英語科・真正の学び〜インターナショナルキャンプの引率から2〜


について書きたいと思います。


前回に引き続き、
インターナショナルキャンプの引率(中国、韓国、日本、オーストラリア、フランス、スイス、スペイン、ベラルーシの8カ国の生徒が集合。上海、西安敦煌を旅するキャンプ)


で感じたことについてです。


今回、英語科の先生方を差し置いて引率してしまいましたが、英語科的に


真正の学び


だなぁ


と感じました。


何度か書かせていただいていますが、


真正の学びとは


真正の学びとは、種々の議論がありますが、タイトルに直接


真正の学び


とつく
『真正の学び/学力質の高い知をめぐる学校再建』フレッド・M・ニューマン(著)渡部竜也・堀田諭(訳)2017年 春風社
を参照すると、


1 構築された知識
2 鍛錬された探究
3 教室の外での学びの価値


の3つの構成条件によって成立する学びです。


特に、3  教室の外での学びの価値


が重要です。


また、教室の外での学びの価値を保障するために


教室の外の聴衆


がいることが望ましいとされています。


英語で企業訪問をして、訪問について英語でコミュニケーションをとりプレゼンテーションの準備をするなど、


英語を使わざるを得ない状態


がありました。


学校の先生以外に、リアルに英語を聴いてもらえるいい機会で真正の学びが成立していたと感じます。


また、
本校の英語科では真正の学び(「アウトプットの必然性」と英語科は呼ぶ)を重要視し英語の授業を行っております。


クラス分けをして英語の授業をしており、1番上のクラスになると


日本語を話せない外国人の先生


のみで授業が行われます。


英語が使えなければ、授業についていけません。アウトプットの必然性が生まれます。


ALT通り越してLTです。


AAAっ!(えええっ!)
という状態の授業ですが、見に行くと、とてもハイレベルで緊張感がありつつ生徒は楽しんでいました。


今回のキャンプで日頃の授業の成果が出ていたと思います。よかったです。

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