好きな寺は山寺宏一!
ケンシです!
今日は
一人も見捨てない社会をつくる寺!?
について書きたいと思います。
池上彰さんの『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』 (文春新書 2011)
を読みました。
宗教に関する知識はもちろん
「私たちは、宗教の手を借りて、死を考え、死の準備をします。つまり宗教は、「よく死ぬ」ための予習」 (p267)
「宗教に救いを求め、人生の答えを求める。それにより、日本の宗教も変化する。宗教を知ることによって、世界も見えてくる。これが、宗教と私たちとの関係なのでしょう」(p269)
などの論がとても勉強になりました。
その中でも特にビビッときたのが神宮寺というお寺の実践です。
「世界平和を希求する」という目標のもと
「介護保険制度と成年後見制度を取り入れることで寺の仕事の幅は広がります。
たとえ高齢になっても、障害をもっても地域で普通に生きられる環境をつくっていくことが重要です。そういったコンセプトが浅間温泉全体をケアタウン化していくという構想につながり、それらが、この寺から発信されている」(p150 151)
と述べられていました。
今までケンシはお寺などの取り組みについて目を向けていませんでした。
(宗教的中立を保ちたかった?)
しかし、お寺が「宗教的なシステム」だけでなく、「社会的なシステム」として機能するなら、、、
そして、本で述べられてるように機能して「一人も見捨てない社会」に貢献するなら、、、
楽しみです。
七色の声に負けじと、七色の思考を持ち、一人も見捨てない社会について考えていきたいと思います。