ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

グループの固定化をなんとかする


アイスクリームよりクーリッシュ
ケンシです!
今日は、


グループの固定化をなんとかする


について書きたいと思います。


去年、グループの固定化をもどかしく思いながら、固定化を改善できませんでした。
その結果、グループ内でケンカした子が孤立するという状態を作ってしまい、大きく反省しました。


そこで、今年こそ、と思い以下の語りをしました。


いろんな人と学べるようになった方が得だよ。毎回同じグループの子と学んでいて、ケンカをしたり、グループの子が休んじゃったらどうするの?
自分の身を守る為にも。いろんな人と学べるようになった方が得だよ。


と語りました。
(もちろん、1人で学んでもいいのは大前提です。)


すると今日!
(日本の暦の学校ではないのでゴールデンウィークのゴの字もありません。)


サンコイチ(今でもいいますか?3人1組のグループです)2つが1人ずつ!
人事交流を始めました!


すごく素敵だなぁと思いました。まずは交流してくれたこの2グループから、グループの固定化をなんとかしたいと思います。


この結果を生んだ理由として、


語りの配分を変えた


ことがあげられると感じています。
語りを増やしたといってもいいかもしれません。


昨年度まで、


アイスブレイク、語り(願いについて)5分
課題に取り組む35分
語り(願いについて)、振り返り5分


だったのですが、今年から


語り(願いについて、課題と絡めて)5分
課題に取り組む35分
語り(みんなの動きから)、振り返り(昨年まで指定なしの振り返りでしたが、今年から、自分の動きの振り返りも導入しました)


にしたことで、生徒の動きについてじっくり見取りを生かし語ることができるようになりました。


また、語りの質も変わったのかもしれません。


昨年度、何回か授業後の願いの語りについて、
本の通りに、


いつも話している人は、同じ知識や時間を共有している
普段は話さない人と相談できるか否かが大事


ということを語っていたのですが、今年は自分の思いと具体的な生徒の顔と幸せを思い浮かべて語れました。


カチンコチンのアイスではなく、クーリッシュのような集団に一緒に成長できるよう今後も頑張りたいと思います。

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