平安貴族に憧れる!
ケンシです!
ケンシは、今年から「オープン講座」という教科書も指導要領もテストもない講座のカリキュラムマネジメントを担当することになりました。
たくさんの本を読んで考えた、講座名は
「多文化に強くなる!」
です。日本はもちろん様々な多文化に触れて、自分の中の「あたりまえ」を見つめ直し、国際人として「ちがい」を尊重し合える人を育てたいと思います。
最初のテーマは、
「十二単をつくろう」
ほんとは、十二単を借りて生徒に着てもらいたかったのですが、海外の学校なのでそれは難しく、、、。
1からみんなでつくることにしました。
十二単をつくることをとおして、服が、「オシャレ」や「実用性」、「ステータス」を通り越した機能があること。今、みんなが服を選ぶ「あたりまえ」の基準を疑ってもらえたらいいなぁと思います。
他にも生徒はどんな「へんだなぁ」に気づくのか楽しみです。
『学力から意味へ』でも取り上げられている久津見先生は、石器や機織り、パン作りに取り組まれていました。
その中で、ものづくりは「記憶に残る」けど、「学習効果が薄い」
(つくってたのしかった!で終わってしまう)
ということが分析されていました。
十二単をつくることで生徒にどんな「意味」が残せるのか。
今から楽しみです。