ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

読書紹介〜『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない』〜


俺の敵は、だいたい俺です。
ケンシです!


今日は、『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない』(長尾彰 gakken 2018)
の読書紹介をさせていただきます。


この本でビビッときたのは、以下のフレーズです。
・リーダーとは、生き方や働き方のハンドルを自分で握っている人のこと
・どんな人でも必ずリーダーになれる
・牽引型の優秀なリーダーは、もういらない
・リーダーを、リーダーたらしめるものはただ1つ。それは、リーダーシップを発揮すること。
・〜したいという意志を発信することによって、チームの合意形成や意思決定が成されるので、これらすべてが、立派なリーダーシップと呼べる
・私はこうしたいんだけど、あなたはどうしたい?
・どっちが楽しいかで決めなさい
・モチベーションは下がらない
→忘れている
・自分とチームが迷子のときはwhyにたちかえろう
・愚者風リーダーシップ
→賢者であろうとする理由がない
・愚者風リーダーは対話を好み、上手に相手の考えを引き出します。
リーダーシップのバトンをメンバー全員で回しており、まさに「競争」ではなく「共創」を生み出していきます
・賢者風は、自分が正しくて相手が間違いと批判し、愚者風は、全員が正しいと考える
・賢者風は問題を解決しようとし、愚者風は問題を解消しようとする
・賢者風は正解があると考え、愚者風は回答があると考える
・チームビルディング
=メンバーがよりよい関係を築きながら共通の目的・目標を達成するというプロセス
・六太は、周囲に呼びかけた以上は、それを達成すべく自らが奔走


などです。
宇宙兄弟を知らなくても楽しめる1冊だったと感じました。
個人的には、宇宙兄弟を思い出して何度も胸が熱くなりました。


またこの本を読んで感じたことは、


1  リーダーなんて、、、と思ってる委員会の子に届けたい内容だなぁ
行事ごとに色んな委員会がリーダーシップを発揮します。中には、リーダーなんて向いてないと思ってる子もいると思いますが、
「私は〜したいけど、みんなはどう?」
って言えばいいんだよ、と声かけをしたいです。
随分、リーダーシップへのハードルが下がり、気が楽になるかなぁと感じます。


2  『学び合い』はリーダーシップを育む?
〜したい、を自由にいえる『学び合い』の時間は、リーダーシップをも育むのかもしれません


3  自らが六太に学ぶ
宇宙兄弟の主人公・六太は、

周囲に呼びかけた以上は、それを達成すべく自らが奔走

します。自分も、「1人も見捨てない」を語る以上、教室だけでなく、職員室で、家庭で、地域で、人として。奔走できているか、自分に問いかける機会になりました。


「白いジグソーパズルを完成させた時の気持ちなんてどこにも載ってないだろ。誰かに聞いたとしてもそれで知ったことにはならない。それが知りたくなったら自分でやるしかないよ 」


どんなことでもとにかく行動してみたいと思います。

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