おもちゃ!
ケンシです!
今日は
小説をなぜ読むのか〜『消滅世界』〜
について書きたいと思います。
- 小説なんて読んだって、、、
- 面白い小説が読みたい!
という人に向けて書きます。
を読みました。
「夫に襲われたんです」と言うと、警察も驚いていた 48
なぜ警察は驚いたのでしょうか。
それは
今の時代、結婚は、子供が欲しいか、経済的に助け合いたいか、仕事に集中したいので家事をやってほしいか、そういう合理的な理由ですることが多い 74
というように、
家族間の性愛、セックスが消滅した世界を描いているからです。
子どもを生むのはすべて性行為ではなく、精子の提供で行います。
さらに、千葉市は特区として
産んだ子どもを全員施設に預け、施設の人や地域の人、みんなで育てるという
家族というシステムではなく、
新しいシステム
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すべての子供が、すべての大人に愛されて育つ、まさに「楽園(エデン)」ようであることから、「楽園(エデン)システム」と名付けられています 117
という全く新しい世界が描かれています。
ですが、あり得る話かもしれないなと感じました。
この小説の世界では、2次元のキャラを性愛の対象とするのは、当たり前になっています。
『推しエコノミー』という本が売れているように
推しのエネルギーは年々増しています。
また、体外受精の技術も年々向上しています。
もしかしたらこんな世界がくるのかもしれません。
ゾッとしながらもページをめくる手が止まりませんでした。
家族ってなんだ
性愛の延長に家族愛はあるのか
などを考える機会、当たり前を問い直す機会が得られます。
おすすめです。