fintech!
ケンシです!
今日は
終わりよければ全てよしは科学だな〜『ホモデウス(下)』〜
について書きたいと思います。
みなさんは、
終わりよければ全てよし
にツッコミまくったことありませんか?
過程もそこそこ大事じゃない!?
とケンシはツッこんでしまいます。
そもそもなんだその迷信は!
科学的な根拠あんのか!
と思っていましたが、ありました。
ホモデウス下 テクノロジーとサピエンスの未来 ユヴァルノアハラリ 河出書房新社2018年
によると、
2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエルカーネマンの実験
→14度の水に一分間手をいれさせられる
→ 14度の水に一分間手をいれさせられる、プラス15度の水に30秒
→どっちかを続けなければいけない、どっち?
→後者の方がしんどいはずなのに、後者を選ぶ人が多い
経験する自己と物語る自己 119
前者
→時々の意識、何も覚えていない、何一つ物語を語らず、大切な決定を下すときに相談を受けることもめったにない
後者
→記憶を検索し、物語を語り、大きな決定を下す
物語る自己は私たちの経験を評価するときにはいつも、経験の持続時間を無視して、ピークエンドの法則を採用しピークの瞬間とエンドの瞬間だけを思い出し両者の平均に即して全体の経験を肯定する120
とのことなのです。
つまり、トータルできつくても、最後が楽だと最後が楽な方を選ぶということなんですね。
終わりよければすべてよし
には理論名も実証的な研究もあることを学びました。
fin