ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

半沢直樹に学ぶスピーチの黄金律

鷹揚!

ケンシです!

 

 

 

今日は

 

 

 

半沢直樹に学ぶスピーチの黄金律

 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

 

半沢直樹といえば

f:id:kenshimanabiai:20210205172040j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

倍返しだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

があまりにも有名ですが、原作には出てこない言葉です。

 

 

 

ですが、やはりこの作品は言葉の力をヒシヒシと感じます。

 

 

 

以前、このドラマの2をやっとこ見終えたのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部下に触れない

 


飲みに断られる

 

 

 

 

 

 

 


という描写があり、2013年のシーズン1から、7年間という月日を表していて面白く感じました。

 

 

 

そういう描写も楽しみながら、やはり言葉の力に注目します。

 

 

 

シーズン2の4話。

 

 

 

銀行から子会社の証券会社に飛ばされた半沢直樹

 

 

 

成果をあげて、銀行に戻れることになり、証券会社を辞める際のスピーチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


勝ち組負け組と言う言葉がある

私はこの言葉が大嫌いだ

私が銀行からそこに赴任したときによく耳にした

銀行は勝ち組

俺たち子会社の社員、プロパーの社員は負け組だ

それを聞いてもちろん反発するものもいた

だが大半は自分がそうだと認めてた

だが今はどうだ

君たちは大銀行が総力を挙げてもなしえなかったことを成し遂げた

負け組だと思っていた君たちがだ

大企業にいるから良い仕事ができるわけじゃない

どんな会社にいてもどんな仕事をしていても自分の仕事にプライドを持って

日々奮闘し達成感を得ている人のことを本当の勝ち組と言うんじゃないか

ここは若い会社だ

君たちは40代から20代

大半は就職氷河期で苦労した人間だ

そうした事態を招いた馬鹿げたバブルは自分たちのためだけに仕事をした連中が

顧客不在のマネーゲームを繰り広げ世の中を腐らせてできたものだ

その被害を被った君たちは俺たちの世代とはまた違う見方で、組織や社会を見てるはずだよ

そんな君たちは10年後、社会の真の担い手になる

君たちの戦いはこの世界をきっとより良くしていくはずだ

どうかこれからは胸を張って

プライドを持って

お客様のために働いてほしい

たとえ相手が銀行でも遠慮する事は無い、君たち世代の逆襲を、いや君たちの倍返しを私は心から期待している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※プロパー=銀行から来たのではなく、ずっと証券会社にいる社員のこと。銀行から来た社員に「プロパー」と蔑まされるシーンあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


というスピーチです。

 

 

 

これを聴いた証券会社の社員は涙を流す人もいましたが、ケンシも負けじと涙を流していました。

 

 

 

このスピーチは、

 

 

 

独裁者の最強スピーチ術 川上徹也 星海社新書 2012

 

 

 

 


https://amzn.to/3r8q9xK

 

 

 

でも取り上げられていた黄金律が存在しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


傷つく自分たち

敵(ここでは大銀行、自分たちのためだけに仕事をした連中、就職氷河期

敵を乗り越えて輝く自分たち

自分たちへの鼓舞 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

といったストーリーです。

 

 

 

朝の会や行事、『学び合い』の語りなど先生の仕事にもたくさん生かせそうですし、人前で話す全ての仕事、場面で応用が効くのではないでしょうか。

その他の教育ブログはこちら→ にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村