かけうどん!
ケンシです!
今日は
一人も見捨てないを掲げるなら、大量に読まねばならない〜『あかはなそえじ先生のひとりじゃないよ』〜
について書きたいと思います。
一人も見捨てない
は
一人も見捨てない集団を作る
や
一人も見捨てない集団を作るために2割を働きかける
と解釈されることもあります。
(少しきつい言い方ですが、自分の目の前のこと以外は、関係ないという立場)
しかし、
ここでいう
一人も見捨てない
は本当に
一人も見捨てない
という文字通りの意味です。
貧困で苦しんでる方もスクールカーストで苦しんでる方もセクシャルマイノリティの方も持病を持ってる方も、特に理由もなく苦しい方も。
一人も見捨てない
という意味です。
一人も見捨てないためには、
大量に読まねばならないなと最近感じました。
そのきっかけになったのが、
あかはなそえじ先生のひとりじゃないよ ぼくが院内学級の教師として学んだこと 副島賢和 gakken 2015
でした。
この本は、
昭和大学病院内「さいかち学級」(品川区立清水台小学校 病弱・身体虚弱児特別支援学級)
で担任を長年されてきた方の本です。
病弱の子たちのリアルを学ぶことができ、世界を広げてくれます。
例えば、
先生、私ね、もし大人になれたら、詩人になりたいの、と笑顔で伝えてくれたのです、え?、もし、それまで、あなたの夢はなんですか、そのために今は何をすべきなのですか、と教室で子どもたちに突きつけてきた私にとって、大人になることが当たり前でないと感じている子どもがいることを、改めて認識させてくれた言葉でした60
夢を見れない子もいる中で、夢を語っていた自分に気づき、世界を広げてくれます。
夢を見れない子も見捨てない社会ってどんな社会でしょうか。
読まねば、考えなかった問いです。
一人も見捨てない教育・社会について改めて考えるきっかけをくれました。