おさえは大事!
ケンシです!
今日は
なぜ人間至上主義は生まれたか〜『ホモデウス(上)』〜
について書きたいと思います。
先日、妻が友達と中国の動物園に行ってきました。
その翌日、その動物園で
職員が熊に食われる
という事件が発生しました。
職員の方は、骨しか残らなかったそうです。
なぜこんなことが起きたのか。
様々な憶測が飛び交ってますが、
サファリの動物が盛んに動き回るよう、十分な餌を与えていなかった
という説があります。
動物の腹を空かせて動き回らせる。
それを見た人間が満足する。
まさに人間が良ければそれで良いという人間至上主義だな、と感じました。
そこで疑問に思ったのが
なぜ人間至上主義は生まれたのかということです。
ホモ・デウス(上) テクノロジーとサピエンスの未来 河出書房新社 2018
によると、
科学革命の間に人類は神々まで黙らせた123
農業革命が有神論の宗教を生み出したのに対して、科学革命は人間至上主義の宗教を誕生させ、その中で人間は神にとって変わった。有神論者が神を崇拝するのに対して、人間至上主義者は人間を崇拝する125
ということのようです。
科学が神を超え、(もちろんこの過程で動物も抑えている)超えたからこそ人間至上主義が始まったんですね。
SDGsはこの"宗教"を抑え込むことはできるのでしょうか。