ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

なぜ海外旅行に行きたがる人がいるの〜『サピエンス全史(上)』〜

 


遣唐使

ケンシです!

 

 

 

今日は

 

 

 

なぜ海外旅行に行きたがる人がいるの〜『サピエンス全史(上)』〜

 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

 

海外旅行に行きたい方はいますか?

 

 

 

ケンシは元々、海外旅行大好きです。

コロナの影響で制限されている今、ものすごく海外旅行をしたい気持ちが逆に増しています。

 

 

 

そもそもなぜ海外旅行をしたいのでしょうか。

 

 

 

いい経験ができるから

 

 

 

異なる文化に触れられるから

 

 

 

様々な回答があると思います。

 

 

 

サピエンス全史  (上) 文明の構造と人類の幸福  ユヴァル・ノア・ハラリ  柴田裕之 訳 河出書房新社2016

 

 

 

 


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では、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像上の秩序は、私たちの欲望を形作る148

→今日の人々が外国での休暇にたっぷりお金を注ぎ込むのは、ロマン主義的消費主義の神話を心の底から信奉しているからだ149

ロマン主義は人間としての自分の潜在能力を最大限発揮するにはできる限り多くの異なる経験をしなくてはならないと私たちに命じる149

ロマン主義は多様性を奨励するので、消費主義と完璧に噛み合う、両者が融合して無限の市場経験が誕生し、その上に現代の観光産業が打ち立てられた、観光産業は単に飛行機のチケットやホテルの部屋を売るのではない、経験を売るのだ150

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と述べられています。

ロマン主義に、毒されているから

 

 

 

というのが海外旅行に行きたい理由になるかもしれないのです。

 

 

 

用語や流行を、歴史や社会学で読み解くと、批判的に検討できるので好きです。

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