注目っ!
ケンシです!
今日は
資本主義は終わるのか?『資本主義の終焉と歴史の危機』
について書きたいと思います。
資本主義は終わるのでしょうか?
ケンシは中国に住んでいて、社会主義市場経済の中で暮らしています。
今の生活感覚も踏まえて考えると
終わらない
と思います。
今の社会主義市場経済も、ほとんど資本主義です。
あの中国ですら、まともな資本主義の対案を出せていない現状。
資本主義は当分終わらないと考えています。
ですが、
資本主義の終焉と歴史の危機 水野和夫 集英社新書 2014
によると、
資本主義
→中心と周辺から構成され、周辺つまり、いわゆるフロンティアを広げることによって中心が利潤率を高め、資本の自己増殖を推進していくシステム 3
利子率の低下とは、資本主義の卒業証書 128
とのべます。
そして、資本主義に対してはっきりとした代替案は出せないと断り、
ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ。この3点が定常状態への必要条件である 202
という現状に対する処方箋を述べます。
ケンシは、資本主義を
利潤追求と自由競争
と捉えていました。
なので、定義によっては資本主義は終わるな、とも感じました。
今後、どうなるでしょうか。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽 かつあき 幻冬舎2017
では、
今後は可視化された資本ではなく、お金などの資本に変換される前の価値を中心とした世界に変わっていくことが予想できます163
歌が上手いと現実社会ではカラオケの二次会で盛り上がるぐらいですがこれからはこういった経済的に無価値だと思われていた趣味も強みになります。仕事が終わった後にネット上に歌っている動画をアップしてサービス内で多くのファンを獲得したとします、そのサービスが発行するトークンを報酬として受け取りそのサービスが拡大していけば初期から活動していたので更に人気を集めるようになります、結果的にユーザーが増えて競争が激しくなって、前ほどの視聴者を集められなくなったとしてもサービスの拡大を通して受け取ったトークンの価値が上昇していれば、人気を失ってもこれまでの活動は資産として残ります193
という
価値主義
の概念が展開されていました。
今後の経済の動向に注目していきたいと思います。