一本満足〜!バー!
ケンシです!
今日は
『学び合い』の語りに使える本〜『スタンフォードのストレスを力に変える教室』〜
について書きたいと思います。
スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリーアクゴニガル 神崎朗子 訳 だいわ文庫 2019(2015)
を読みました。
この本には、
あなたが悩んでいるのが、自分自身のストレスでも、あるいは身近な人が苦しんでいるのを見守っていることだとしても、希望を見出すための唯一の方法は逃げることではなく、人と繋がることです。237
思いやり・絆反応には思いがけない効果があるため、周りの人の手助けをすることはストレスを力に変えるためのうってつけの方法なのです237
ペンシルベニア大学ウォートン・スクール の実験
→誰かの手助けに時間を使った人達の方が、自分の好きなように時間を使った人達よりも、時間がないという感覚が和らいでいた238
→誰かの手助けをした人達は自分のために時間を使った人達に比べて能力がある仕事ができる人の役に立てるなどの項目で自分のことを高く評価できるようになっていました二百三十八
時間がないと焦っている時ほど、時間を惜しまずに誰かの手助けをした方が良い、そんな余裕はないと思いがちだが、あえてそうすべきなのだ239
自分よりも大きな目標というのは、昇進するとか報酬金を得るとか、上司にほめられるといった即物的な目標ではありません。244
それよりも、自分はコミュニティのなかでどんな役割を果たすべきか 自分はどんなふうに貢献したいのか、どんな変化をもたらしたいのか、ということを考えて目標にします 244 245
と書かれています。
これらの部分を紹介しながら、
人を助けるということは自分にとって得だ
という個人のメリットについて語ります。
さらに、コミュニティを重んじる2割の層に
あなたはこの地理の授業というコミュニティでどんな役割を果たしますか?
自分の課題が終わったら満足ですか?
と語りかけることができます。
おすすめです。