みんな違ってみんないい
みつ、ケンシです!
今日は
社会における『学び合い』の課題に穴埋めは必要か
について書きたいと思います。
社会の『学び合い』に関する本(『すぐ実践できる!アクティブラーニング中学社会』)
などには穴埋めプリントが使用されています。
それに対し、『学び合い』提案者の方などは
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のやったことについて600字でまとめて3人の仲間に説明しよう
といった課題の例をよくあげています。
こうした中で、ケンシは穴埋めは「しょうもない」が、やらざるを得ない
と考えていました。
大学入試が変わっても単語を覚えているかどうか聴く「しょうもない」問題は出題されます。
(メインは思考力を問う問題なので、穴埋めだけやっても仕方ないのですが、、、)
こうした中で、○字でまとめよう
という課題は、生徒の受験の成功という「身近な幸せ」を保障できないのではないか
と考え、
穴埋めプラス思考力を問う問題
が載ったプリントを使ってきていました。
しかし、
やったことないのにやらない
のもなんだかなぁと思い、挑戦してみました。
高校3年生、倫理の実践です。
日本の宗教の変遷について300字でまとめ3人の仲間に説明しよう
という課題です。するといつものプリントでは見られない学びが見られました。図式化をする子、メモリーツリーを使う子、いつも以上に自由に学びを進める姿を見ることができました。課題の自由度が高い方が、学びの幅も広がるのかもしれません。
入試で必要な子や単語が必要だと感じる子はまとめる中で単語をしっかりと抑えればいいし、そうでない子は分かりやすく流れだけ押さえればいい。
○字でまとめよう
の方が個別最適化された学びが実現できるかもしれません。