ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

河野哲也先生との対話

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ケンシです!


今日は


河野哲也先生との対話


について書きたいと思います。


なんとケンシ!
先日、哲学対話を推進する河野哲也先生とお話する機会をいただきました。
自分自身が参加者として哲学対話をする機会もあり、河野先生とお話もでき大充実でした。
特に、


1  社会科としての物足りなさ。討論授業の方が様々な資料について分析するので、思考力だけではなく分析力も高まる。よって社会科としては討論授業の方が良いのではないか。


2  哲学対話で1人も見捨てないは徹底できるか。
ついていけない子。対話をしなくても問いを深められる子。対話をしたら問いが深まる子。対話をしても問いが深まらない子がいる。


についてお伺いできたのがよかったです。


1に関しては、
確かに分析力などは討論授業の方が優れているそうですが、思考力の伸びは断然哲学対話だそうです。
単元として哲学対話と討論授業を織りまぜるのが良いのではないかと話されていました。


2に関してはファシリテートをしていけば、徐々に全員の思考が深まる「探求の共同体」づくりが可能だと話されていました。


たしかに、『学び合い』だって最初から1人も見捨てないクラスはつくれないのでその点は重なるのかなと感じました。


そして、新たな可能性があるのでは!!!
と胸が踊ったのですが、


1人も見捨てないことが大切だという語りをし、

「全員が深まった」と感じるような対話をしよう

という課題

を与え、哲学対話に入ればもしかしたら子どもたちによっては、
『学び合い』(ここでは、考え方はもちろんですが、ネームプレートを動かすメジャーな『学び合い』授業を指します)
より1人も見捨てない集団づくりが可能になるかもしれません。
普段だったら、ネームプレートを見て、まだの子の様子を見に行って、、、
としますが、哲学対話だったら常にみんなの顔が見れる。
みんなの表情を常に意識しながら、みんなのこと「1人も見捨てない」を強く意識して、より課題達成のために頭を働かせられるのかもしれない!


と考えました。


しかし、丸く座るのが窮屈な子もいるだろうし、じっと座っていられない子もいます。
こういった子達は哲学対話、どうしているんだろう。
やっぱり、さあどうぞ!
で自由に課題に取り組んでもらった方がいいかなぁ、、、


また河野哲也先生にお会い出来たら対話して聴いてみたいです。

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