ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

『学び合い』5冊目?

 

 

最近ハマっている曲は、中森明菜さんの

「DESIRE 情熱」

ケンシです!

 


『学び合い』をある程度続けていたのですが、ある時、一生懸命語っていたら、鼻で笑われることがありました。

鼻で笑われたのは高校生の時以来でした。

赤が好きすぎて、高校生の時、上下赤を着ていたケンシ。

通りすがりの小学生くらいの女の子に

 


「あの人上下赤なんだけど、マジウケる」

 


と鼻で笑われた以来の衝撃でした。あれ以来、上下赤を着るのはやめていて、この出来事を

 

 

レッドパージ

 

 


と呼んで自分自身を戒めていたのですが、なぜ鼻で笑われたのだろう。

今度は、レッドパージどころか、語りパージ、『学び合い』パージになってしまう。

なんとかせねば、、、

と思っていたところ。

読んだのが

『『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ』

https://amzn.to/2Hr9YId
です。

内容は、コツや語りの例が掲載されており、

・教師の言うことを素直に聞く子に語りかける

・学び合いを始める時

→皆さんは、学校に何をするために来るのかわかりますか?

→いろいろな人と付き合えて、その人たちの力を借りて、自分がわかり、できるようになれる能力を学ぶところ

→一人を見捨てるクラスは、二人目を見捨て、三人目を見捨てます。四人目はあなたかもしれません。そんなクラス嫌だよね?

・子どもたちを立ち歩かせたいとき

→分からなったら、聞きやすい友達のところに行ってもいいんだよ

・教えてと言えない子がいたとき

→この問題難しいよね。でも、クラスには解けた子がいっぱいいるね。みんなが達成するにはどうしたらいいかな?

・丸写しや遊んでる人

→うーんとうねったり、渋い顔をするけどあえて注意しない

→丸写しの子はいませんか?

→そのままにしているのですか?というオーラ クラスを俯瞰して観れる子が注意!

・頭と、足と、口と、手をフルに使ってください

・教師の仕事は、自分が教えることではなく、子どもたちをつなげること

・夢を叶えるのはどんな人?

→人の能力を借りられる能力

・いつも話している人は、同じ知識や時間を共有している

・普段は話さない人と相談できるか否かが大事

・大人になってからの幸せは、人との出会い、人とのつながりできまる。

では、それをいつ勉強するの?学校、『学び合い』でしょ

・全員達成は難しい。でも、全員達成を諦めないクラスには絶対になれます

・『学び合い』ではテストの点数にこだわります。テストの点数はクラスの姿を示します。

・予習してもいい

・学び合いに反対する三つのタイプ

→真面目な子ども

  →静かにじっとして、教師が黒板に書いていることをノートに写すことが勉強だと思っている

  →反対する子もわかるようにするには何をすればいいかみんなで考えよう

→心優しく、成績の高い子

  →私ばっかり教えてて勉強できない

  →負担が偏らないように

アスペルガーの子

  →授業でも孤独を感じてしまう

・特別支援が必要な子どもに大切なのは膨大な会話

・保護者会の説明

→教科学習で人間関係づくり

→言語活動を重視した授業

→一人も見捨てない授業

・この一年で得た仲間を大事にしてください。

そして、今後の人生において多くの仲間を得てください。


などです。

これを読んで思ったのが、

 


情熱だけのド直球でやってたな

 


ということです。

本当に毎回毎回


「1人も見捨てない」ってことが大事なんだよ!


と繰り返すだけでした。

情熱が「炎のように燃えて」いたのはいいのですが、このままだと

 


DESIRE(願い)が刺さらず、「まっさかさまに堕ちて」行ってしまうところでした。

本の内容を生かし、多様な語りをしていきたいと強く思いました。特に、反対する子への語りがなるほどなぁと強く感心しました。

(本当は、願いがしっかりしていれば、情熱だけのド直球でも戦えるかもしれないし、そもそも鼻で笑っている子達ではなく、話を聞く「2割」に集中するべきなのかもしれませんが。)


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