好きなギャグはCOWCOW多田さんの
「そら〜ときみとの間に〜割って入る〜」
ケンシです!
今日は、大学時代の二大巨頭について書きたいと思います。
なんのために学ぶのか、を求め大学に入学。
そして出会ったのが、森分孝治先生(著書)と加藤公明先生でした。
中・高で知識を詰め込む授業しか受けてこなかったケンシにとって、革命的でした。
森分孝治先生の本で1番読まれているのは、『社会科授業構成の理論と方法』だと思います。
この本は端的にいうと、
・社会科は考える教科だ
・個別具体的な知識(江戸幕府はこんなことやったよ)ではなく、概念的説明的な知識(民衆の不満を抑えると支配は安定する)を教えるべきだ
・そのために「なぜ?」という中心発問とそれを解決するための問いで授業を組織すべきだ(なぜ江戸幕府は長続きしたのか? なぜ幕府は5人組という制度をつくったのか?)
という主張の本です。いわゆる「科学的探究主義社会科」といわれるアプローチです。
社会科なんて暗記教科だというケンシの認識をぶち壊してくれる本でした。
もう1人は、加藤公明先生。『考える日本史』シリーズが有名です。
このシリーズは端的にいうと
・歴史授業は、情報を批判的に吟味でき、自分の主張を発信し、他者との交流の中で意見を深めることが出来る主権者を育てるべきだ
・そのために討論授業をすべきだ
という主張の本です。
1番有名なのが「加曽利の犬の謎を追え」という実践です。
千葉県加曽利の犬の骨。ばらばらではなく1つの個体の形で発掘された。なぜなのか。
を討論する授業です。
ものすごく引用・議論された有名な実践です。
ものすごく引用・議論されて1番驚いたのは
犬ですよね。
「え、こんなに教育界で議論してもらえてるの?すごいな、犬でもこういうチャンスあるんだ。これが噂のワンチャンスですわ。」
って言ってると思います。
「よしっ!探究主義社会科と討論授業で生徒の心をワンチャンつかめるで!」
と思ったケンシでした。