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ケンシです!
今日は
『学び合い』は道徳心理学に根ざしている〜『社会はなぜ左と右にわかれるのか』から〜
について書きたいと思います。
社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学 ジョナサン・ハイト 紀伊國屋書店 2014
によると、
思考能力を駆使して互いの考えを批判できて、なおかつ皆が何らかの紐帯や、目的を共有し、礼儀正しくやり取りできるような形態で個人が集まれば、社会システムの創発的な性質としてすぐれた思考を生む集団が形成され得る 157
とのことです。
サインを書く際に、建設的な批判をし合い、1人も見捨てない、という目的を共有し、最低限の礼儀を透せれば、優れた思考をうむ集団になれるということです。
『学び合い』をやった実体験と合う内容だったなと感じます。また、この本では、
デール・カーネギーは史上もっとも偉大な象の代弁者の一人だ。名著『人を動かす』で、彼は直接的な対決を避けるよう読者に繰り返しを促す 94
そしてまず友好的な態度で始めよう、微笑みを浮かべて、よき聞き手になろう、あなたは間違っているなどとは決して言わないようにしようとアドバイスする、さらに説得の秘訣は敬意、思いやりを相手に伝え、自分の主張を始める前にまず対話にオープンになることだと説く 94 95
とも述べられています。
折り合いのつけ方の事例としても活用できそうです。
※
象とはこの本における、理性より大事な感性を指します。