協奏曲!
ケンシです!
今日は
組織を変えるために〜道徳心理学の知見から〜
について書きたいと思います。
組織、特に職員室などを変えたい!
と思ったことはみなさんあるでしょうか?
社会はなぜ左と右にわかれるのか 対立を超えるための道徳心理学 ジョナサン・ハイト 紀伊國屋書店 2014
では、
ウィリアム・マクニールという兵士のモチベーションを研究した方の論を引用して、
仲間と歩調を合わせながら行進する筋肉の結合のプロセスは、自己を滅却させて超個体(スーパーオーガニズム)を一時的に出現させるためのメカニズム 344
兵士の行動の記録を調査 彼らが国や理想より、むしろ仲間の兵士のために自らの命を危険にさらすことを発見 344 345
銃弾に倒れても、私は死なない。なぜなら、私の身体に宿る真の何かが、自分の命を捧げた戦友の心の中で生き続けていくからだ 345
(という兵士の語り)
とのべられていました。
これをざっくりまとめると、仲良い人増やせ
ってことになりますかね。
さらに、
より大きな生産性を上げられる組織に変えようと努力している人のために 369
多様性ではなく類似性を高める 370
→共通の目標
人々の同調性をうまく活用する 370
→朝の体操など
個人間ではなく集団間での健全な競争を実施する 371
という方法も提案されていました。
『学び合い』の考え方とはまた違ったアプローチです。
共通の目標を持ったり、ラジオ体操をするのは言うのは簡単ですが、実践するのは難しいなぁと感じます。
集団間の競争であれば、
2学年と3学年、どっちが先に仕事を終えられるか競争です!!
など声かければケンシの場合、すぐにできそうです。
みなさんは組織を良くするために何をしていますか?