原点回帰!
ケンシです!
今日は
生き物って何? 〜『生物と無生物のあいだ』〜
について書きたいと思います。
ねぇねぇ、生き物って何?
みなさんは、職場にいる子どもや近所の子どもに尋ねられたらどうしますか?
呼吸をしていること?
動くこと?
生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社現代新書 2007
生命とは動的平衡にある流れである 167
そうです。
髪の毛はもちろん、体のどんな細胞も1ヶ月も経てば、中身は全く違うものになっています。
つまり、生き物は
変わるもの
なのかなと本を読んで考えました。
また、この本では、文学的な表現もあり、謎を探究する科学書であり、ミステリーでもあり、博士になるための戦いの書でもあります。
本文中の心に残った言葉に、
死んだ鳥症候群
→私達は輝くような希望と溢れるような全能感に満たされてスタートを切る、見るもの聞くものの全てが鋭い興味を掻き立て一つの結果が次の疑問を呼び覚ます、私たちは世界の誰よりも実験の結果を早く知りたいがため幾晩でも寝ずに仕事をすることを全く厭うことがない、経験を積めば積むほど仕事に長けてくる、何をどうすれば上手く事が運ぶのかがわかるようになり、どこに力を入れれば良いのか、どのように優先順位をつければ良いのかが見えてくる、するとますます仕事が能率よく進むようになる、何をやってもそつなくこなすことが出来る、そこまでは良いのだ、しかしやがて最も長けてくるのはいかに仕事を精力的に行っているかを世間に示すすべである、仕事は円熟期を迎える、皆が賞賛を惜しまない、鳥は実に優雅に羽ばたいているように見える、しかしその時鳥は既に死んでいるのだ、鳥の中で情熱はすっかり燃え尽きているのである85 86
があります。死んだ鳥にならないよう、
先生になりたい
と思った気持ちや教育実習の時のこと。
先生をやっていて嬉しかったこと、定期的に振り返りたいと思います。