ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

「わたし、定時で帰ります。」から学ぶ世代論

 

たまごーーーっち!
ケンシです!


今日は


「わたし、定時で帰ります。」から学ぶ世代論


について書きたいと思います。


わたし、定時で帰ります。


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は、吉高由里子主演のドラマです。タイトル通り、吉高由里子が定時で帰ります。


その中で、あぁ、世代論がよくわかるなぁと思った場面があります。


例えば、


定時で帰らない、有給も取らない、どうしてだ?


という問いかけに対して

 

 

 

 

 

 

 


不安。みとめてもらいたい、いばしょ、孤独な時間、世の中についていけない

 

 

 

 

 


という回答からはデジタルネイティブが常にSNSでいいね!を押し、求める承認欲求の強さが見られます。

 

 

 

 

 

 


仕事に命をかけるしかない

 

 

 

 

という回答からは、「24時間働けますか?」などに象徴されるバブル景気を長時間労働で乗り越えてきた1960年代生まれの「新人類」の価値観を反映してるように思えます。


そして、吉高由里子

 

 

 

 

 

 

 


1人で定時に帰れればいいと思ってた
でもそういう訳にはいかない
みんなで帰れるような職場にしたい

 

 

 

 

 


というドラマ終盤のセリフからは、


つくし世代
「新しい若者」の価値観を読む
藤本耕平/著にあるような
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「ゆとり」「さとり」という言葉でひとくくりにされがちな今時の若者たち。欲がない、消費しない、と言われる彼らだが、仲間とのつながりを大切にし、「みんなで楽しみたい、みんなで喜びたい」「自分一人ではなく、誰かのために」ということに関しては、他の世代にはない貪欲さを持っているのではないか。

 

というゆとり、さとり、つくしの価値観が。


そして、最後に。

なんで働くんですか?

という問いに対して

 

 

 

 

 

 

わかんない

 

 

 

 


と答える場面では、2000年代に成人になるミレニアル世代の「意味を求め続ける」姿勢が現れているように思いました。
みなさんは、何世代ですか?
また、世代論は人を分析するのに役立つのでしょうか?
ぜひご意見いただけると嬉しいです。

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