ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

願いが届く  

 

なんのために生まれて何をして生きるのか!?
ケンシです!


今日は


願いが届く


について書きたいと思います。


以前、うおおおお!


と気持ちを込めて語った時、ある生徒が以下のようなことを書いてくれました。

 

 


今日はみんなの温かい声かけによって、みんな終わる事ができた。
この温かい声かけ、みんなに対しての心がけを10年、20年後も続けていきたい。

 

 

 

ああ、生きている意味があったな、と素直に思いました。
この子のこの言葉はグーンと重いです。授業中もそれ以外でも、本当にたくさん頑張ってくれている子なので。


『学び合い』をはじめてはや3年。
語りによって変わる、成長する子たちと出会うことができました。
とても嬉しいです。
でも、その度に大学時代の恩師が頭の中でこう言ってきます。

 

 


共感理解、態度形成じゃないか。最も民主主義社会の形成に寄与する主権者の育成から遠いわ。やらなきゃいけないのは、1人も見捨てない教育・社会の実現を主張する集団が、なぜそれを主張するのか。その社会は具体的にどんな社会か。良さと課題は何か。代替案はないのか。をきちっと分析することじゃ。俺から言わせれば、1人も見捨てない、なんていうメッセージを鵜呑みにしてそのまま行動するやつがうじゃうじゃしてる社会なんて危険じゃ。すぐに権力者に洗脳されるわ。
心を変えても社会は変わらん。

 

 

 

批判的思考を育てる課題や、組織を動かすPBLの実施で補っています。
1人も見捨てない教育の実現と民主主義社会における主権者の育成は相反するのか。
先生はなんのためにいるのか。社会科の先生はなんのためにいるのか。これからも考え続けていきたいです。

 

 

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