ルパン〜〜!!!
ケンシです!
今日は
はかせかた〜教員の刑事力〜
について書きたいと思います。
先日、問題行動を起こした生徒がいました。
問題行動を起こしたという証拠ははっきりと教員が手にしている状態で
ケンシと学年主任が聴き取り、指導にあたることになりました。
ケンシが聴き取りしていく、主任が何かあればフォローするという段取りでした。
いけっ、ケンシ!聴き取り!
それに対し
生徒は
シラを切る
の攻撃。
ケンシの聴き取りは効果がないようだ、、、
もどれ、ケンシ! いけ!主任!!
主任の聴き取り!
効果はバツグンだ
なぜだ、、、
あっさり
ケンシの聴き取り
とか書いてますけどわりと時間を使いました。
ラポールが原因か?
と思いかけましたが、主任とその生徒は面と向かって話すのはほぼ初めて
なぜだ、、、
カツ丼を買わなきゃダメだったの?
田舎のお袋が泣いてるぞ
とか言わなきゃいけなかったの?
太陽に吠えなきゃだめだったの?
と猛省しましたが、冷静に分析するに
1 安心感
2 動機づけにもとづく
3 覇気
の3つが主任にはあったのかなと感じました。
1 安心感は
刑事みたいに取り調べようってんじゃなくて、事実を知りたいだけなのよね
という言葉かけから感じました。
2 動機づけは
今の自分を守るってことは決して未来の自分を守ることにつながらないぞ
という言葉かけから感じました。
シラを切るのは自分を守りたいからこそ。
その相手の動機づけを理解した言葉かけでした。
3 覇気
細部で生徒が、主任に対してシラを切りました。
それに対して、2秒溜めての
ちがうだろ
という優しくも「ああ、この人の前ではごまかしなど効かぬ」と思わせる5文字が飛び出し、
生徒は完全にノックアウトでした。
これが「経験値」なのでしょうか。
シンプルにすごい!
と感じました。
それ以来、ケンシは2秒溜めて
ちがうだろ
という練習をしています。
(ちがうだろ、やるべき訓練)
そもそも教員に刑事力が必要なこと、取調べのようなことをしなければいけないこの状態が
ちがうだろ
なのかもしれません。
何が正しいのか、より良い教育なのか
銭形警部がルパンを追い求める姿勢ばりに
考え、追い求めていきたいと思います。