ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

日本がPCR検査数を抑えた論拠〜『感染症は世界史を動かす』〜

 


きばんなれ!

ケンシです!

 

 

 

今日は

 

 

 

日本がPCR検査数を抑えた論拠〜『感染症は世界史を動かす』〜

 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

 

中国に住んでいて日本のニュースを見ると、

 

 

 

日本はPCR抑えてんな〜

 

 

 

と強く感じます。

 

 

 

その論拠にあたる??本を読みました。

 

 

 

感染症は世界史を動かす  岡田晴恵  ちくま新書  2006

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です。

 

 

 

この本は新型インフルエンザが、流行したときに出版された本です。

 

 

 

感染症と世界史についてコンパクトに書かれています。

 

 

 

この本によると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対策   第1段の防御線

鳥殺し

隔離

予防投与

 


第二段の防御線  269

拡大をできるだけ遅らせること

隔離、接触者などの検疫や移動制限、国境閉鎖、旅行制限、交通手段の停止、発症患者やウイルス非暴露者に対する抗ウイルス薬による治療、予防

 


第三段  269

健康被害を最小限度に留めることと、社会機能の崩壊を防いで、維持することが目標となる、危機対応、危機管理の正念場であり、あらゆる有効な手段を駆使して、医療サービスの維持に努め、健康被害を最小限度にとどめるとともに、社会危機を回避する必要がある269

 


新型インフルエンザのみに注意を奪われて、他の医療サービスを犠牲にすることは許されない270

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と三段階の感染症対策がならんでいます。

 

 

 

PCR検査を日本が抑えるのは新型インフルエンザ流行時の議論を基盤にしているのですね。

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