ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

時代を通観する問いの例〜『平城京の時代』〜

 

 

ハッピーセット

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

時代を通観する問いの例〜『平城京の時代』〜

 

 

について書きたいと思います。

 

 

平城京の時代 シリーズ日本古代史④』 坂上康俊 岩波新書 2011


f:id:kenshimanabiai:20220626103647j:image

 

https://amzn.to/39UCvGK

を読みました。

 

 

・時代を通観する問いを授業に盛り込むためにはどうしよう?

・時代を通観する問いだけじゃ、生徒が興味を持たないんじゃないか?

 

 

という人に向けて書きたいと思います。

 

 

時代を通観する問いを授業に盛り込むためにはどうしよう?

 

 

日本史探究などで、学習指導要領上、「時代を通観する問い」を表現することが求められるようになりました。

 

 

急にそんなこと求められても困っちゃう。

という先生もいるかもしれません。

どうしたら、時代を通観する問いを授業に盛り込めるのでしょうか?

 

 

私としては、「本を読もう」

 

 

に尽きるなと思います。

特に時代像を描こうとしている本に出会えると最高です。先程紹介した

 

 

平城京の時代 シリーズ日本古代史④』 坂上康俊 岩波新書 2011

 

 

では、平城京の時代を

 

 

 

 

ナショナリズムの高揚の中で、この時代に日本の国家と文化の原点ともいうべき高い評価 ⅲ

 

 

 

 

に値すると述べ

 

 

 

 

平城京の時代が現在にまで残した最大の遺産は、日本国家の「枠組み」226

 

 

 

 

と述べています。

 

 

これらの文章、この本を生かして

 

 

平城京の時代とはどんな時代か?

 

 

と問い、探究していくのもいいかもしれません。

 

 

時代を通観する問いを授業に盛り込むためには

 

 

  • 本を読む
  • 時代像を描こうとしている本に出会う
  • 問いを立てる

 

 

が必要なのかもしれませんね。

 

 

しかし、これだけでは物足りない人もいるのではないでしょうか?

 

 

時代を通観する問いだけじゃ、生徒が興味を持たないんじゃないか?〜本質的な問い〜

 

 

平城京の時代とはどんな時代か?

 

 

と問われて

 

 

知りたい、考えたい

 

 

と思う高校生は少数です。

 

 

そこで、

 

 

『コモングッドのための歴史教育

https://amzn.to/3qRv0FH

 

『歴史総合パートナーズ9 Doing History 歴史で私たちは何ができるか? 』

https://amzn.to/3Do2nVE

 

『社会科授業づくりの理論と方法』

https://amzn.to/3OnD7Ue

 

『真正の評価』

https://amzn.to/3u6AePt

 

 

などを生かして

 

 

現代の問題にも通じる問い

来歴を探究する問い 

 

 

つまり、

 

 

本質的な問いを

時代を通観する問いとセットで問うのが手です。

 

 

平城京の時代とはどんな時代か?

 

 

 

 

日本政府はいつからあるのか

 

 

日本人というアイデンティティが生まれたのはいつ頃だろうか

 

 

という問いを加えると

 

 

平城京の時代とはどんな時代か?

 

 

と問うだけよりは、

多くの生徒の探究心を引き出せると思います。

 

 

こうした

時代を通観する問い

本質的な問い

 

 

について考えることができたので

 

 

平城京の時代 シリーズ日本古代史④』 坂上康俊 岩波新書 2011

 

 

https://amzn.to/39UCvGK

 

 

はおすすめです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

・時代を通観する問いを授業に盛り込むためにはどうしよう?

・時代を通観する問いだけじゃ、生徒が興味を持たないんじゃないか?

 

 

と思う人に貢献できれば幸いです。

その他の教育ブログはこちら→ にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村