ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

地理総合の最終課題〜『国家はなぜ衰退するのか』を論破せよ〜

 

 

ビタミンC!

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

地理総合の最終課題〜『国家はなぜ衰退するのか』を論破せよ〜

 

 

について書きたいと思います。

 

 

いよいよ、地理総合が始まりますね。見方考え方をより一層身につけていく必要があります。

 

 

さて、そんな地理総合。

ゴールはどこに定めますか?

 

 

ケンシとしては、科学的探求学習で問いを持つ姿勢や思考力を鍛え、討論で表現力を伸ばし、最後、プロジェクト学習で行動力を身につけてもらいたいなと思っています。

 

 

しかし、環境によってはできなかったり、ペーパーテストをやらなければいけないところもあるかもしれません。

 

 

そこで、地理総合の最終課題としてこんな課題もありかな?

 

 

と思いついたのでシェアしていきたいと思います。

 

 

国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源 上 ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン 鬼澤忍訳 早川書房 2013


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を読みました。

 

 

本書では、

 

 

 

 

 

 

本書が示すのは、ある国が貧しいか裕福かを決めるのに重要な役割を果たすのは経済制度だが、国がどんな経済制度を持つかを決めるのは政治と政治制度 76

 

 

 

と述べ、国の豊かさや衰退の理由をとことん制度に求めます。

 

 

そして、

 

 

 

 

 

地理説は繁栄の歴史的起源を説明する助けにならないし、その強調する部分も概して不正確だ 93

 

 

 

 

 

と、国の豊かさや衰退の理由を、地理的な見方で考えることを徹底的に批判していくのです。

 

 

この本のまとめを定期テストの問題用紙に載せ、

 

 

「この本の著者にどう応答しますか?地理総合の授業で学んだことを生かして論じてください。」

 

 

という課題を出題すれば、

 

 

地理的な見方、考え方が一年間で身についたか測れます。

 

 

切実性、真正さが足りないのでやはり、政策提言などプロジェクト学習を実施したいのですが、ペーパーテストにはいいかもしれません!

 

 

ぜひアドバイスいただければ嬉しいです。

 

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