ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

反抗期の対応の仕方〜論者4人まとめ〜

 

 

フランスパン〜!

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

反抗期の対応の仕方〜論者4人まとめ〜

 

 

について書きたいと思います。

 

 

反抗期の子どもの対応に困っているぞ

 

 

という人に貢献できればと思います。

 

 

それでは参ります。

 

 

3歳〜18歳 教えて!子どもの反抗期 國米欣明 戒光祥出版 2019

 

 

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を読みました。この本では、

 

 

 

 

 

 

反抗期が見られない場合

→優しすぎる親 厳しすぎる親 18

 

3~4歳の第一反抗期

7~9歳 中間反抗期

12~18歳の第二反抗期

20

(イヤイヤ期?)

 

第二反抗期には、子どもは「独立戦争」を仕掛ける相手として、強い親の存在を必要

→反抗のメッセージ(意味)をよく理解していて、子どもの反抗にビクビクせず、正面から堂々と立ち向かってくれる親

→少しばかり頑固な親で「正論」を主張する親

25

 

親たちは、つかず離れずの頃合い・間合いを保つことが大事で、あとは子どもたちを信頼して、そっと見守ってやる 26

 

思春期を迎える時期までに、次の事項が身についているかどうかが

「正常な反抗」か「異常な反抗」かを分ける重要なキーポイント 26 27

→自分の感情を抑える「自己抑制力」があるか

→他人の気持ちがわかる「思いやり」があるか

→規則や法律を守る心構えがあるか 正当な社会的な価値観を身に着けているか

→他人に迷惑をかけないか

→決して暴力を振るわないか

27

 

第二次世界大戦

朝鮮戦争

俺たちの気持ちをわかってくれ!

理由なき反抗 (のヒット) (1955)

エストサイド物語(のヒット)

33

 

アメリカでの「すぐにキレる子ども」

→愛情不足型 41

 

日本 「すぐにキレる子ども」

→愛情過剰型 41

 

子ども中心主義の修正 72

 

キレる子どもたち 問題になりだした時期 1970年代末から 78

 

戦後から1960年代まで ストイック(自己抑制的)な子育て時代 82

(なぜ? そういう育児書があったから だからなぜ、、、 戦争か)

 

1960年代から現在まで 子ども中心(欲求充足型)の子育て時代 84

アメリカ ミーイズム スポック博士の育児書 84

 

荒れる子 すぐキレる子の原因

→学校教育にはない

→社会情勢にはない

87

 

従来の自己抑制型の育児法が1960年代より欲求充足型の育児法に転換し、それから10数年の潜伏期を経て「荒れる子」「すぐにキレる子」や、数々の"異常な現象"が起き出した

87

 

アメリカのセカンドステップ

→感情を込めて優しく対応 トレーニン

→自己抑制力を育む 問題の解決方法を考えさせ

→怒りの感情を鎮める方法

→50%の改善率

128 129

 

 

 

 

 

など反抗期の背景から、

 

 

異常な反抗を予防する子育て

 

 

について論じられています。

 

 

次に、

 

 

10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか フランシスジェンセン 渡辺久子解説 文藝春秋 2015

 

 

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です。

この本では、

 

 

 

 

 

 

より害の少ない方法を提案 

戦争に勝ちたいなら、小競りあいの勝敗にこだわっていけない

17

→髪を家で染める

→勉強の計画を立ててあげる

 

 

 

 

 

など、子どもとの落とし所について書かれていました。反抗期とは「対話、交渉術を身につける時期」ともいえるかもしれません。

 

 

反抗期子育て乗り切りマニュアル 諸富祥彦監修 主婦の友社編 主婦の友社 2012

 

 

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では、

 

 

 

 

 

 

 

反抗期の基本

→コミュニケーション回避

→攻撃性

20

(それぞれの組み合わせで4つ)

 

ドア・バタン 無言

→悪いのは分かっているけどそれでもそっとしておいてよ命令口調で言わないで今は部活で疲れているんだから大目に見てよ 33

 

ドーンと見守る 35

 

子どもと対等にケンカしてはダメ 59

 

過干渉をやめよう 69

 

してほしいこと、嫌なことをちゃんと伝えるアサーション 72

 

家庭で親とコミュニケーションを遮断している時は食事を一緒に取らなくなりがち86

 

ナナメの関係 87

 

親子でいっしょに先生の悪口を言っているとモンスターチャイルドになりますよ! 105

 

反抗期がない

→友だちのような親子

→親の支配が強すぎ

→心のエネルギーが少ない 137~139

 

アメリカ人の若者が将来何になりたいかを決めるひとつのきっかけはホームパーティーでの色々な人との交流181

 

 

 

 

 

 

 

など、反抗期の子どもと接する上で必要な「落ち着く、冷静に」という姿勢についてや、ナナメの関係について述べられています。

 

 

最後に、

 

 

「うちの子もしかして反抗期?」と思ったら読む本 主婦の友社 主婦の友社 2011

 

 

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では、

 

 

 

 

 

 

 

アジアへ出かけよう 60

 

リスクビヘイビア

→ブレーキ 74

 

不機嫌君との6年間 87

 

クソババア

→なんですか、クソガキ

93

 

体が変化する

→親より優位に立てる!? 95

 

過剰に反応しない

→むりやり謝らせたり(中略)しない 101

 

反抗期がない

→葛藤のない親子関係

→親が支配型

→親子の関係が薄い

104

 

わが子によその国からの留学生として接すると、ほとんどの問題は解決110

 

ひどい言い方をされたら、ユーモアと笑い 126

 

交渉術を身につけさせてやってる148

 

 

 

 

 

などこちらも交渉術や落ち着き、冷静さなどについて述べていつつ

 

 

アジアにつれていく、留学生と話をさせるなど「広い世界を見せる」というやり方が書かれています。

 

 

以上、4冊まとめると

 

 

  • 異常な反抗を予防する子育て
  • 落ち着く、冷静に
  • 対話、交渉術
  • ナナメの関係
  • アジアに行く

 

 

などが大切なようです!

 

 

反抗期が来る前に、「異常な反抗を予防する子育て」として自分を抑える力や共感力、ルールを守る規範意識を育みます。

 

 

そして、いざ反抗期が来たら、

「落ち着く、冷静に」を合言葉にユーモアをもって「対話、交渉」にあたります。

 

 

それでもだめだったら、

 

 

「ナナメの関係」に頼ったり、アジア、特に中国やベトナムなどの下町に連れていきましょう。

価値観や態度が変わる子どもも多いそうです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

反抗期の子どもの対応に困っているぞ

 

 

という人に貢献できていれば幸いです。

 

 

 

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