ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

科学的探求をしないとどうなるか

 

 

友好!

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

科学的探求をしないとどうなるか

 

 

について書きたいと思います。

 

 

  • 科学的探求ってなんだよ
  • 科学的探求をするとどんないいことがあるんだよ

 

 

と思う人に、特に読んでいただければ幸いです。

 

 

科学的探求とは

 

 

MQ(中心的な問い)をSQ(小さな問い)と資料を通して考えていく授業です。

 

 

元禄文化井原西鶴が活躍した

 

 

といった具体的な知識ではなく

 

 

地理的な要因や経済的な要因で市民が力をつけると文化の担い手は市民にシフトする

 

 

などの理論や見方・考え方を学ぶ授業です。

 

 

この学習をしっかりやらないと

 

 

生徒が

 

 

 

 

で説明するようになります。

 

 

どういうことかというと

 

 

なぜ戦争が起きるのか

 

 

という問いに対して、

 

 

 

 

 

 

 

欲、愛国心

 

 

 

 

 

といった答えしか出さなくなります。

 

 

本当は経済、地理、歴史、教育、メディア、世代など様々な見方で答えが出せるにも関わらずです。

 

 

科学的探求をやったのですが、しっかりとやれなかった学年で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばかりに注目がいってしまうという現象がおきました。

 

 

このまま、彼らが大人になると

 

 

今の政治がうまくいかないのは、心が汚いからだ!

 

 

と心や人にしか目がいかず、社会構造を分析できなくなってしまいます。

 

 

社会の構造について考えられないと

 

 

住民税を多くとられたり、地域の問題で損をしたり、大切な人が困ってしまったりするかもしれません。

 

 

社会をきっちり分析できる人に育てるために科学的探求が有効かもしれません。

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