丑年!
ケンシです!
今日は
『学び合い』を通信制高校でやってみた
について書きたいと思います。
今年の4月から通信制高校で日本史と世界史、そしてなんと数学、国語、ソーシャルスキル(オリジナル科目)を担当しています!
2ヶ月半の潜伏を経て、『学び合い』に取り組みました。
まだ一回しか実践できていないのですが
基本、いわゆる「普通の学校」と変わらない状態で実践可能だなと感じました。
しかし、
通信制高校で『学び合い』を実践する上で、特に気をつけねばいけないなと感じた点が3点あったのでシェアします。
- 実施の様子見
- 選択肢の確認
- 「教えてほしい」に対する手厚いフォロー
の3点です。
1実施の様子見
生徒によっては「騒がしい空間が嫌だ」という子もいます。
全日制高校もそうだと思いますが、通信制高校の方がそう感じる生徒が多いように感じます。
このタイプの生徒がいた場合、この生徒に実施の相談をしたほうが無難かもしれません。
2選択肢の確認
他にも「人、特にほかの生徒と関わらなければいけないなら学校に行かない)という生徒もいます。
通信制高校は出席日数の縛りがないので、登校しない、オンライン授業も参加しない、という選択肢がとれます。
このような生徒がいた場合、やりたいのは
選択肢の確認
です。特に、
一人で学ぶ自由が保障されているか
の確認が大切だと考えます。
『学び合い』実践ではしばしば、
説明したらサインをもらおう
という課題が行われますが、これは避けます。
また他の生徒に話しかけられないで済むような方法を考える必要があります。
一人でやりたい、場合によっては誰かとやりたい
という意思表示ができる紙を全員机の上に出したり、服に貼ったりなどです。
3「教えてほしい」に対する手厚いフォロー
通信制高校には「手厚いフォロー」をウリにしている学校もあります。
そして家庭環境から
愛に飢える
生徒も一定数います。
そんななか、先生が
教えない
のはかなりインパクトがあるので手厚くフォローする必要があります。
個別に『学び合い』をやる理由を語ったり、授業とは別の時間に学習の進捗や不明点を聞いたりです。
(ゆくゆくはすべて仲間と交流することで解決してもらいたいですが、、、)
以上、通信制高校で『学び合い』を実践する上で、特に気をつけねばいけない
実施の様子見
選択肢の確認
「教えてほしい」に対する手厚いフォロー
についてまとめていきました。
いかがだったでしょうか?
ご不明な点などあればドシドシご連絡ください!