ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

早期英語教育のデメリットをどう乗り越えるか

  

 

cool!

ケンシです!

 

 

今日は

 

 

早期英語教育のデメリットをどう乗り越えるか

 

 

について書きたいと思います。

 

 

海外から帰国して1ヶ月。

 

 

英語を使う機会が減ってしまう!

 

 

と考え、様々な会に参加しています。

 

 

 

 

 

 

https://meetu.ps/c/31b50/RTdgk/d

 

 

https://meetu.ps/c/4LKpx/RTdgk/d

 

 

https://meetu.ps/c/4syFs/RTdgk/d

 

 

 

 

 

 

などです。いずれもMeetupというアプリを利用しています。

 

 

無料なのに英会話ができる会がたくさんあることに感動です。

 

 

会に参加していて思うのが

 

 

 

 

 

なんでこの人日本語が母国語なのに、英語こんなにうまいの?

 

 

あぁ、ケンシももっと早くから英語を学んでおけばよかった

 

 

あれ?でも早期英語教育ってデメリットがあるんだっけ?

 

 

 

 

ということです。

 

 

そこで今日は

 

 

早期英語教育のデメリットをどう乗り越えるか

 

 

について深めていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

自分や親戚の子どもに早期英語教育を行うか迷っている

 

 

学校の教員で、早期英語教育について考えなければいけない、早期英語教育について相談されることがある

 

 

 

 

 

 

という方はぜひとも読んでいただけると幸いです。

 

 

  • インターネット
  • 経験

 

 

を通して探究していきます。

 

 

 

 

 

 

・インターネットで探究する

 

 

 

 

 

 

インターネットで探していると

 

 

There is no Magic!! 英語学習 海外留学コミュニティ

 

 

という素敵なサイトを発見しました。

論文なども引用していて専門性・信頼性が抜群!

 

 

このサイトの

 

 

「早期英語教育が大事な5つの理由【意味ない?いつから学ばせる?】」(2020 )という記事によると、

 

 

https://www.path-to-success.net/early-english-education

 

 

 

 

 

 

早期教育の具体的な年齢としては、0歳~6歳

 

 

反対派の意見としては、日本語を獲得する時期に同時進行で英語を習わせるのには抵抗がある、継続していくことが大切なので中途半端に始めるべきではないといった意見がある

 

 

幼児の英語教育は、早いうちに始めるほうがメリットも多く、学習効果も高いです。それには、明確な理由があります。

1英語習得にかかる時間

2スムーズに発音を習得できる年齢には上限がある

3イマージョン教育によりスムーズに英語を習得できる

4多文化への適応性が高まる

5年齢があがるにつれ、英語以外で英語を嫌いになりやすい

 

 

 

 

 

 

といったことが述べられています。

 

 

大きな論点としては

 

 

 

 

 

早期英語教育をすると母語の習得に妨げがあるのかどうか

 

 

 

 

 

でしょうか。

メリットがたくさんあるのはわかったので、あとはデメリットをいかに最小化できるか、かなぁと思います。

 

 

そこで、

 

 

 

 

 

 

・本で探究する

 

 

 

 

 

 

本を読んでみようと思い立ちました。

 

 

脳科学的に正しい一流の子育てQ&A 西剛志 たけゆき ダイヤモンド社 2019


f:id:kenshimanabiai:20210504171506j:image

 

https://amzn.to/3aTqYED

 

 

を読んでみました。

 

 

この本では、

 

 

Mahon,M.,&Crutchley,A.,"Performance of typically-developing

school-age children with English as an additional language on the British Picture Vocabulary Scales Ⅱ"

,Child Language Teaching and Therapy,Vol.22(3),p333-351,2006

 

 

などの論文を引用しながら、

 

 

幼児期に外国語を学ばせたほうがいいですか?

 

 

という問いに対して

 

 

 

 

 

 

その子が将来どのような人生を送りたいかで変わってきます 122

 

幼少期から外国語を学ぶと母国語の語彙力が下がる 123

 

バイリンガルは、考え方が柔軟になる 123

 

将来日本で仕事をするのか? 海外で仕事をするのか? によっても、子供の選択肢が変わってくる125

 

 

 

 

 

 

と述べています。

 

 

つまり、

 

 

早期英語教育をすると母語の習得に妨げがあるが、柔軟な考え方を持てる

 

 

人生のプランに合わせて必要な方を取ろう

 

 

という主張です。

 

 

早期英語教育のデメリットは乗り越えられないという論ですね。

 

 

ですが、0歳〜6歳、しかも子どもとはいえ、他人の人生プランなんて簡単に決められません。

 

 

どうしたらいいんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

・経験から探究する

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでサンプル数は少ないんですが

 

 

海外の学校で勤務していたこともあり、

 

 

早期外国語教育を受けていた高校生20名弱と接してきたケンシの経験から考えたいと思います。

 

 

20名のことを想起すると

 

 

 

 

 

早期英語教育のデメリット、母国語の習得は乗り越えられる

 

 

 

 

と思います。

 

 

母国語の習得、語彙が不足することが問題点としてあがっていましたが、これを乗り越えている早期外国語教育を受けた高校生は複数名いました。

 

 

例えば、偏差値70以上の某国立大学に合格した子(国語を受験で使った!)やMARCHに合格した子が複数名います。

MARCHに合格した子の志望理由の添削や面接指導を複数名行いましたが、母国語の語彙不足を問題として感じることはありませんでした。

 

 

一方で、日頃の授業終了時に書く振り返りカードで頻繁に誤字脱字のある子もいました。

 

 

早期外国語教育を受けた高校生の中で、母国語の習得に問題がなかった子たち、問題があった子たちを比較すると

 

 

 

 

 

 

読書習慣

家庭内言語

 

 

 

 

 

 

の違いがありました。

 

 

こうしたことから、まとめると

 

 

 

 

 

 

早期英語教育はすべき。

早期英語教育をすると発音や多文化への適応、柔軟な思考が身につく。

生じるデメリット(母国語の習得)は、読書や母国語での会話を増やすことで乗り越えることができる。

 

 

 

 

 

 

 

になります。

 

 

発音、多文化への適応、柔軟な思考を身に着けられるような学び。

英語そのもの(発音)と英語を通して得られる多文化的なもの(cool はなんでかっこいい、も冷たいも表すの?)を学ぶ。

日本語での読み聞かせや対話もたくさん行う。

 

 

という形で早期英語教育を行っていけたらなと思います。

 

 

みなさんは早期英語教育についてどう思いますか?

 

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