ざわちん!
ケンシです!
今日は
国境のない生き方
について書きたいと思います。
早、中国に移住して2年半が経ちます。
そんな境遇や
書名に引き寄せられたこと
また
働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義 出口治明 ポプラ社 2016
で
「楽しいや自由がわからなくなったら、ぜひ漫画家・ヤマザキマリさんの本やエッセイを読んでほしい」127
と紹介されていたこと
そして
よく読ませていただいているブログでも取り上げられていたことから
国境のない生き方 私をつくった本と旅 ヤマザキマリ 小学館新書 2015
を読みました。
平たく言えば、
テルマエロマエ書いた人!
の本です。
この本では、
閉塞感を感じたら、とりあえず移動してみる 22
周りに好感をもたれる程度の自分らしさなんて、そこで生き抜くための便宜的なもので、生ぬるく感じてしまう43
自分らしさ、みたいなものがあるとしたらそれはできあいのパーツをくっつけたり、外したりして出来上がるものでは無いはずです、それこそスティーブ・ジョブズのように自分が否応なく持たざるを得なかった寂しさであり、孤独であり、どうしようもない弱さととことん向き合って、戦い抜いた結果、こんな変な人になっちまいました、というような抜き差しならないものなのではないでしょうか46
14歳のヨーロッパひとり旅
→まず自分の足で立つ63
→自分で考え、自分で判断する 67
みんな、持っている地図のサイズを変えてみたらいいと思うんです、基本にする尺度を変える、自分が暮らしている町でもなく、国でもなく、自分が生きているこの地球、この地球で生きているありとあらゆる生き物、そういうすべてをふくんだ宇宙、そこまで地図を広げていったら、物の考え方や見え方も変わるんじゃないか、単純に地球があって、太陽があって、この環境の中で生きていける生命体として、私たちは命を授かったのだから、まず生きてりゃいいんだよ、これが基本、生きてていいから、生まれてきたんですよ、それなのに、なぜ生きていくのかとか、仕事がどうとか、人間関係がどうだとか、私に言わせればそんなものは、後から擦り付けたハナクソみたいなものです252
もっと、ただの生き物みたいに、生きることそのものに夢中になったらいい252
あとからくっつけたいろんなものを、とっぱらって、囲いの外に出てみる、一度でも出てみれば、きっとわかると思います、この世界が、どんなに広いか、生きる事は、そうやってあらゆる扉を開け放つこと、生きる場所をここだけに限定する事は無い、用意されたものを生きるのではなく、もっと、人は多元的に生きていくことができるんじゃないか、そして、何の囲いもない荒野を往くのなら、遠くの富士山を見ていけばいい253
といった
国境のない生き方
についての哲学に触れることができます。
たしかにケンシも中国に2年半住んで
日本人
というアイデンティティではなく、
アジア人
というアイデンティティがふさわしいなと感じる場面に多々遭遇しました。
逆に、
あぁ、日本人なのかな
と思う場面も多々ありました。
きっとヤマザキマリさんに比べたら海外経験が少ないからでしょう。
ワクチン開発が本格化し、富裕層以外にも普及しているであろう(していてほしい)2021年12月ごろにでも海外旅行に行きたいです。