ケンシ@『学び合い』と真正の学びブログ

本の紹介、高等学院の立ち上げ、育児について書いています。以前は、『学び合い』、真正の学び、社会科教育などをメインに書いていました。

学校はオールラウンダーを育てなければいけないのか

 


レッツシンキング!

ケンシです!

 

 

 

今日は

 

 

 

学校はオールラウンダーを育てなければいけないのか

 

 

 

について書きたいと思います。

 

 

 

成績締め切りになるといつも思います。

 

 

 

どうして全教科ある程度の成績をおさめなければいけないんでしょう。

 

 

 

いくつか好きなものを選んでとことん頑張れたら進級できるようになったらいいのに。

 

 

 

いつも評定1がつきそうな子が、補習や課題漬けになって思います。

 

 

 

少しずつ必修を減らして選択科目を増やそうとする学校が増えてきています。

 

 

 

ケンシの勤務校もその一つです。

 

 

 

ですが、まだまだ

 

 

 

補習や課題漬けになる子がいなくなるまでは時間がかかりそうです。

 

 

 

オールラウンダーを育てなければならない一般的な理由として、

 

 

 

考えあう技術 教育と社会を哲学する 苅谷剛彦 西研 ちくま新書 2005

 

 

 

では、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

専門職と言うのは高度であればあるほど裾野の知性の土台を持ってないといけないと考えられているから、そのための知識を与えるために、なるべく一般的な教育、普通の教育を長くしておいた方が良いと言う考え49 苅谷

 


自由であるためには一般的な知識を与えねばならない、しかしそれを学ぶということの意味はますますわからなくなる50 西

 


共通の広い一定の知識を持ってないと不特定多数のいろんな人間と会って関係をつくるということが難しくなるはず53西

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


などがあげられます。

 

 

 

なるほどな、とも思います。

 

 

 

が、このような論を聴いて納得した子だけやればいいのに

 

 

 

と思います。

 

 

 

考え合っていきたいですね。

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