だ〜んねん!
ケンシです!
今日は
日本の教師が中国の高校生に戦争を語った話
について書きたいと思います。
ケンシは、この夏休み2つのボランティアをしています。
一つは、10歳の中国の子に日本語を教えるボランティア
もう一つは、中国の高校生に現代文を教えるボランティアです。
中国の高校生に現代文を教えるボランティアの方で、本日
戦争
についてお話をする機会を得ました。
「隠れたカリキュラム」という題材を使った授業です。
(隠れたカリキュラムとは、知らず知らずのうちに学校がすり込んでいる価値観のことです。「私は日本人」「私は中国人」「私は男」「私は女」など。)
ちなみに、この高校生は今年の4月から日本に留学をする予定だった子たちです。
月並みですが、お話の内容は、
反日、反中って知ってるかな?
(生徒みんな知ってました)
隠れたカリキュラムなのか、世間の影響なのかわからないけれど、
日本にはちょっとだけ、「中国」と聞くと嫌がる人が
中国にはちょっとだけ、「日本」と聞くと嫌がる人がいます。
今日、日本では終わったことになっている第二次世界大戦。
この戦いで、日本がひどいことをしたんだ!
という中国の教育やドラマ、世間の声。
日本が一方的にひどいことをした!と中国が教え込んでいる!
という日本の一部の世間の声。
こうしたものの影響で、反日、反中という言葉は存在し続けています。
日本も中国もいいところがたくさんあるのに、二つの国がケンカをするのは寂しいです。
どうしたらいいだろう?
これからを生きていく私たちには、“応答責任"があります。
「これからの日中関係をこうするぞ!」と応える責任です。
私は、中国で生まれ育ちながら、日本語を、日本のことを学ぶ君たちを誇りに思います。希望に思います。
相手を知ろうとし、交流しようとする君たちが希望です。
ぜひ、隠れたカリキュラムに気づき、折り合いをつけていこう。
何を語るべきだったのか、今でも迷いますがこんな話を日本語、中国語、ジェスチャーを交えて話しました。
そもそも本当は、対話をしたかったのですが、言語やラポールの関係で今回は断念しました。
平和の種を少しでも播けていたら嬉しいです。