ぎんさーーーん!
ケンシです!
今日は
なぜ男は青、女は赤という固定観念が生まれたのか〜『できそこないの男たち』〜
について書きたいと思います。
ケンシは男です。が、赤が好きです。
なんとなく男は青で、女は赤という空気をこれまでずっと感じてきました。
赤が好きなことで、困ったこともありました。
なぜ男は青、女は赤という固定観念が生まれたのでしょうか。
なぜ男です。「が、」赤が好きです、と言わなければならないのでしょう。
調べてみると諸説ありまして、
1964年のオリンピックの際に、分かりやすいようトイレを性別で色分けしたから
などの説がありました。
なるほど、歴史的なお話、利便性のお話、偶発性かな(トイレを性別で色分けしたのはわかるが、結局、なぜ男が青かはわからない)
と解釈していたところ、
https://amzn.to/2DHaeD1
に出会いました。
この本によると、
赤い精子が結びつけば女児が生まれる。青い精子が結びつけば男児が生まれる。40
とのことなんです。
ん?
比喩かな?
神話かな?
昔話かな?
と注意深く読んだんですが、また、複数の人にも該当箇所を読んでもらったんですが、
科学的な事実っぽく書いてあります。
しかし、検索してもそのような話は出てきません。
不思議です。
もしかしたら本当に、科学的な事実として
そこから赤は女、青は男
につながったのかもしれません。
しかし、社会科教員として声を大にして言いたいのですが、
なぜ女の子が赤い精子から生まれるといって、
女性を指す色が赤にならなければいけないのか!!!
このような遺伝学や脳科学は決定論に陥りやすく、人種主義の議論を彷彿とさせるように感じてしまいます。
社会科教員としては、常にこういった決定論にはなぜ?を問いかけ、批判的に吟味したいし、批判的に吟味できる人を育てたいです。