モテき!?
ケンシです!
今日は
社会の大阪化
について書きたいと思います。
『ライトノベル表現論 会話・創造・遊びのディスコースの考察』 泉子Kメイナード 明治書院 2012
を読みました。
そこで、ライトノベルでは笑いが大事!
その根っこには、、、
という文脈で、次のようなお話が書かれてました。
井上(1997)
→江戸時代の武士社会ではタテ社会であったため、笑いはむしろ避けるものであり、笑われることは恥ずかしいことという風潮があった。一方町民社会を形成していた大阪では、笑いを人間社会の潤滑油として使い、しかもそれが対話の中で使用されてきた。そしてそのような大阪文化の中で生まれたのがボケとツッコミという対話関係である、という。 203
→井上はさらに、日本は今、ヨコ社会になりつつあり、つまり「社会の大阪化」が進んでいて、これからは、そのような社会に生きる個人の魅力として、洒落を楽しみユーモアを発することのできる人が求められている、と1997年の時点で予想している 203
山中(2008)は、現在社会でなぜ笑いが求められているのかについて、それがストレス社会の癒しとして必要である点をあげている。バカげた笑いが人気があるのは、笑いを通してリラックスしたり癒されたりしたいという聴衆の欲望があるからでもある。203
笑い、大切ですね。
個人的には、
中高男子校で過ごしたことから「モテる」ことに異様に固執。
モテるためだけに、猛勉強して慶応大学に合格。
恋愛マニュアル本を200冊以上読み込み実践してきた結果
全くモテなかった男、水野敬也大先生の著作がおすすめです。
(モテなかったくだりはご自身がこのまま著作に記しております、批判ではありません。)