メルメルメェ!
ケンシです!
今日は
民族をなんのためにどう学ぶか
について書きたいと思います。
先日、世界史において民族を中心に扱う授業を行いました。
アラブ民族の独立などについてです。
いまいち、日本社会とつながりが深い子からすると、民族ってなんだろう
ってぼやけるなぁと感じていました。
そこで、
社会問題を解決するためのひとつの視点を得るため
に
過去と現在の事例を活用して
教えることにしました。
教科書に載っているアラブ民族独立の事例はもちろん、
なぜいま、中国の政府はチベット民族を弾圧しているのか
日本において「民族」とは
といった問いを扱いました。
基本構造は、独立したい民族と国益のために独立させたくない国家
です。
日本の場合はまた一味違いますが。
民族と国家の衝突。民族同士の争い。
民族の主張と利害関係の調整の必要。
大前提として、民族について知ること。民族という視点を得ること。
こんなことを学んでくれたら嬉しいです。
また、
中国立地を生かして、民族カラーを生かしたお店の紹介。
そのお店でご飯を食べることも民族への支援かもね
という話は、かなり生徒に刺さったようです。
中国に住んでいると身近ですから。
ウイグル料理の羊、美味しいです。